科目名 | 日本史特講A |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 後期開講 | 池田 憲一 |
テーマ |
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日本史における資料の読み取りと教材研究の方法を追求する。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 歴史的思考力 資料を読む 教材研究の方法 <内容の要約> 資料(史料・手紙・絵・石碑)を読み解き、歴史的事実を多角的に検討する方法を明らかにする。そして、最新の研究成果に学びながら教材研究と授業の関連を理解する。また、歴史を学ぶ(教える)ことの意味を考える。 <学習目標> 資料を読んで歴史をイメージすることができる。 歴史的事実を多角的に追求することができる。 歴史の教材研究の方法を追求できる。 |
授業のながれ |
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歴史の発見と『岩宿遺跡』 『古事記』・『日本書紀』と筑紫の乱 『風土記の世界』と多賀城碑 絵巻物『絵師草紙』を読む 『信長公記』を読むT(桶狭間の戦い) 『信長公記』を読むU(安土城) 『鸚鵡籠中記』と武士の生活 『坂本龍馬の手紙』を読む 戊辰戦争T(円通寺の墓碑) 戊辰戦争U(会津戦争) 自由民権運動T(五日市憲法の発見) 自由民権運動U(到達点と限界) 十五年戦争T(満州事変から日中戦争) 十五年戦争U(戦時下の国民の生活) 『日本国憲法』と戦後史 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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日本史の流れを考えると歴史とは、政権を握った勝者(支配者)による記録ということがわかります。例えば、明治維新は勝者である薩摩藩・長州藩が正義で徳川幕府・会津藩は賊軍とされました。しかし、近年、会津藩や幕府の側から明治維新をとらえ直そうという研究が進んでいます。それは、どの時代でも言えることです。歴史的事象を通説にとらわれず、多角的な視点でとらえなおす試みを最新の研究成果に学びながら追求したいと思います。そのために授業内容に関連する新書本を読んできてほしいと思っています。 |
本科目の関連科目 |
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成績評価の方法 |
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定期試験(レポート)と授業内の課題(資料のコメント)などを総合的に考える。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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