科目名 | 学校心理臨床論 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 後期開講 | 森田 英嗣 |
テーマ |
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混沌とした状況にある学校教育を心理学を基礎とした考え方で支援する、その活動のあり方を学ぶ。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 学校風土 スクールカウンセラー 臨床の知 不登校 危機対応 <内容の要約> 子どもをめぐって、不登校、いじめなどの問題が深刻化している。さらに、自殺や殺傷事件など、子どもの生命が危機にさらされている。学校の教師も苦闘し、自らの精神を病む教師も少なくない。保護者にとっても、子育てが困難な時代である。そんな中、平成7年よりスクールカウンセラー(以下SCとする)が学校に配置されたが、その活動が現場に定着しつつある。そのSC活動の体験を通し、学校支援のあり方を探求する。 <学習目標> 社会の学校への認識の変化や、学校組織、教師文化の特色について、説明することができる。 SC配置に至る経緯と現状とこれからについてを知り、自らの進路希望との関連性を考えることができる。 学校現場で、臨床心理学の考え方がいかに有効であるかを、説明することができる。 不登校への基本的な考え方を学び、具体的事例を通し、支援のあり方を実践できるようにする。 様々な危機的状況への対応を学ぶことで、臨床の知の有効性を理解し、説明することができる。 |
授業のながれ |
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日本の学校の成り立ちと現代の学校教育の特色 学校組織や教育文化の特色 SC配置に至る経緯と現状について SCは、学校現場で何を行うのか 子どもたちは、SCにどう繋がるか 保護者面接の実際 教師との繋がり方 臨床の知はなぜ学校現場に有効かT 臨床の知はなぜ学校現場に有効かU 不登校への基本的な考え方 事例を通し、不登校にまつわる共通の課題を探るT 事例を通し、不登校にまつわる共通の課題を探るU 危機対応とは? 事例を通し、危機的状況での臨床の知の生かし方を知るT 事例を通し、危機的状況での臨床の知の生かし方を知るU |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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授業に出て、積極的に考え質問してほしいと思います。また、各授業ごとにレジュメを用意しますので、学習内容を定着させるため、しっかり復習してください。 |
本科目の関連科目 |
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コミュニティー心理学の基礎、臨床心理学、教育心理学 |
成績評価の方法 |
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授業時における感想の記述や質問など、授業への態度を20%評価する |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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