科目名 福祉工学(ものづくり)実験

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 3 後期開講 大場 和久、渡辺 崇史、鈴木 康雄

テーマ
「ものづくり」のプロパーを目指して

科目のねらい
<キーワード>
ものづくり  福祉工学
電子・電気工作  機械工作
評価分析

<内容の要約>
本講義は福祉技術に関する工学的知識を集大成し、その基礎となる機械技術および電子回路技術を段階的に学ぶとともにすでに学んだ機械CADを使用して福祉用具や生活器具などの万人の福祉に役に立つ設計手法について実験により学んでいく。特に、本学では基礎となる機械工学、電子工学から、ものづくりへ展開した場合にこれまでものづくりに未経験な学生がものづくりの壁を乗り越える(理解できる)ステップとなる基礎実験(例えばセンサ回路)もこの演習で併せて行うとともに、杖などをはじめ、車いす、義手、義肢など福祉用具を作っていくための各種の実験を行っていく。

<学習目標>
自分の設計、製作した「もの」を自分で評価することによる完成度を体験する
マシンの理解、電気回路の習得など、それぞれのグループでの体験を通じて、ものづくりの基本を習得する。
電子回路の製作により、電子回路とはどんなものかその基本を習得する。
論理回路の基本を習得する.

授業のながれ
オリエンテーション(安全教育、編成などものづくりのためのガイダンス)
ものづくりのための仕様と材料選定法
スイッチ固定台の製作
スイッチ固定台の製作
障がい者用スイッチの製作
障がい者用スイッチの製作
情報機器操作実験(入力デバイスの改造)
情報機器操作実験(入力デバイスの改造)
情報機器操作実験(実験・解析)
情報機器操作実験(解析・考察)
電子回路実験0 実験のためのオリエンテーション(計測機器などの取り扱い)
電子回路実験1 LED(発光ダイオード)の回路製作と実験1  
電子回路実験2 LED(発光ダイオード)の回路製作と実験2 
電子回路実験3 基本論理回路の製作実験1
電子回路実験4 基本論理回路の製作実験2
電子回路実験5 組み合わせ回路の製作実験1
電子回路実験6 組み合わせ回路の製作実験2
電子回路実験7 トランジスタ回路の製作と実験
動作分析の基礎
動作分析の基礎
立ち上がり姿勢の評価(椅子の製作)
立ち上がり姿勢の評価(実験・解析)
立ち上げり姿勢の評価(解析・考察)
車椅子操作と姿勢の変化(クッションの製作)
車椅子操作と姿勢の変化(実験・解析)
車椅子操作と姿勢の変化(解析・考察)
課題製作品の評価と実験のまとめ(1)
課題製作品の評価と実験のまとめ(2)
課題製作品の評価と実験のまとめ(3)
課題製作品の評価と実験のまとめ(4)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
必要に応じてプリントを配布します。
遅刻を認めません。(遅刻は欠席として扱います。)
携帯電話の電源を切ること。

本科目の関連科目
解析学、電気・電子基礎、電子工学、図学・製図、CAD演習ほか電子工作・機械工作演習が本科目の直接の基礎となる。本科目は4年次の卒業研究につながる。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
70%
0%
0%
30%
5回以上の欠席は学則によりK判定になる。全ての課題を終了し,レポートを提出している受講生を対象に,以下の評価基準で成績評価を行う.
レポート,製作品等の内容で評価を行う。(70点満点)
その他、演習中の理解度、授業態度などで評価を行う。(30点満点)

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2014 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。