科目名 社会福祉原論T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 中井 健一

テーマ
社会福祉とは何かを原理的に学び、ソーシャルワーカーのアンデンティティ−を確立する

科目のねらい
<キーワード>
社会福祉はどのような社会現象を対象としているか  福祉国家と福祉社会の関係(主体論)
社会福祉政策形成の歴史  社会福祉の体系とソ-シャルワ-カ-・福祉的に考える

<内容の要約>
この科目のねらいは、みなさんがこれまでに社会福祉および関連科目で身につけた知識をつなぎあわせる作業をすることによって、社会福祉学の体系的理解を深めることにあります。そして社会福祉士のイメージを作ることを目指します。




<学習目標>
・社会福祉の文献を読みこなす力をつけることができる。
・福祉労働への確信をふかめ、ソーシャルワーカーの専門性について理解することができる。
・:現実の社会に起きている社会福祉の課題(社会問題という、またニ-ズともいう)のいくつかを学ぶことができる。
・社会福祉形成の歴史を学ぶことによって、「自己責任論」を乗り越える力をつけることができる。

授業のながれ
社会福祉とは何か
ソ−シャルワ-クと福祉労働論
ソ−シャルワ-クと福祉労働論その2
社会福祉の課題、子どもをめぐる社会問題
社会福祉の課題その2、児童虐待など虐待問題
社会福祉の課題その3 女性の貧困とシングルマザ-
社会福祉の課題その4 青年期の生活困難
社会福祉の課題その5 高齢者をめぐる社会問題
社会福祉の対象論(ニ-ド論)
社会福祉の対象論(社会関係論)
社会福祉の対象論(社会問題論)
社会福祉の主体は誰だ!
社会福祉の主体論 その2
社会福祉の主体論 その3
福祉の思想にふれる。ブ-ス、ラウントリ-、エンゲルス、マルクス

準備学習の内容・学ぶ上での注意
この授業は文献を読みこなす力、内容を理解する力をつけることに力点を置きます。
補助教材として、論文、私の著作からの引用文、新聞記事、統計、資料を配布、ビデオも上映します。文献を読み込む自宅学習(復習)を重視します。


本科目の関連科目
 社会保障論 地域福祉論、その他児童福祉論、障害者福祉論、高齢者福祉論など福祉の各論。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
25%
25%

50%
0%
 小テスト、リポ-トなどで自宅学習の成果を評価します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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