科目名 加齢体力論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 岡川 暁

テーマ
からだの発達と成熟を理解する。

科目のねらい
<キーワード>
骨年齢  個人差
働きかけ  遺伝と環境

<内容の要約>
ヒトの一生は、一つの受精卵から始まり、出生→成長→成熟→衰退という過程を経て、死に至ることで終わる。この間、ヒトの体格・体力・運動能力はさまざまな変化をするが、本講義では、成長過程に焦点を当て、子どもの、(1)発育における“個人差”、(2)体力・運動能力発達における“働きかけ”の効果、を主としてとりあげる。

<学習目標>
子どもの発育過程における個人差を生理学的に理解できる。
適正な時期に適正に鍛えることの重要性を学ぶことができる。
体格・体力・運動能力と遺伝との関わりを理解することができる。

授業のながれ
骨の成長と骨年齢
思春期スパートと縦断的測定
体格の発達・予想、一流競技者の体格・体力
発育・運動と栄養
体の大きさと身体諸機能の関係(ディメンション論と相対発育)
体格・体力・運動能力とディメンション論
体格・体力・運動能力と相対発育
時系列解析に基づいた発育
エネルギー供給能力からみた体力
酸素摂取量、最大酸素摂取量、無酸素性作業閾値
子どもの有酸素性作業能力-その発達と運動の効果-
子どもの無酸素性作業能力-その発達と運動の効果-
走・跳・投の加齢にともなう発達
体格・体力・運動能力の発達における遺伝と環境の影響
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
三角関数および力学(ともに高校程度)を理解していることが望ましい。

本科目の関連科目
健康科学(1 年次開講科目)、基礎バイオメカニクス (2 年次開講科目)、障害者スポーツ(3年次開講科目)、

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
50%
0%
0%
50%
0%
筆記試験またはレポート試験を行う。また、毎回ミニレポートをかいていただく。これは、受講者の意見・経験等を書いていただくためなので、予め了承されたい。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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