科目名 保育心理学演習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 2 前期開講 田倉 さやか

テーマ
保育実践に関わる子どもの発達心理学の基礎を習得し、子どもの発達の道筋について理解を深めるとともに、発達援助について考える

科目のねらい
<キーワード>
こども  発達のプロセス
発達援助

<内容の要約>
子どもの姿を観察することは保育においても非常に重要な力になります。この演習では、映像資料でみられる子どもの姿をじっくり観察することを通して、主に0歳から3歳までの運動、社会性、認知発達の道筋を理解していきます。子どもの姿について、心理学的な見地から理解することができるようになることを目指します。また、子どもの発達に寄り添いながら、保育者ができる援助のあり方について、グループでのディスカッションを中心に検討していきます。

<学習目標>
子どもの発達についてじっくりと観察および記録し、発達の道筋を理解することができる
保育の場でみられるこどもの姿について、心理学的な見地から理解をすることができる
0歳から6歳までの子どもの発達のプロセスを把握することができる
保育における発達援助のあり方について、具体的に考えることができる

授業のながれ
はじめに:子どもを理解するための「発達」の重要性について
こどもの運動機能の発達@ 0歳から1歳までの運動機能の発達について映像資料を観察し理解する
こどもの運動機能の発達A 0歳から1歳までの運動機能の発達について映像資料を観察し理解する
こどもの運動機能の発達B 0歳から1歳までの運動機能の発達について映像資料を観察し理解する
こどもの認知機能の発達@ こどもの遊びの姿から、認知機能の発達(ピアジェの認知発達)について理解する
こどもの認知機能の発達A ピアジェの認知発達の流れを理解するとともに、「遊び」を体験する
こどもの社会性の発達@  愛着形成の重要性と、虐待の問題について
こどもの社会性の発達A  仲間関係の発達について

準備学習の内容・学ぶ上での注意
ただ、出席をするだけでなく、グループワークも多く取り入れるため、ひとりひとりの積極的な姿勢が求められます。普段何気なくみている子どもの姿を、学術的な観点から(この演習では心理学の観点から)理解していくため、発達心理学や教育心理学なども合わせて学習する必要があります。

本科目の関連科目
教育と発達の心理学

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
70%
30%



毎回、課題を出す予定です。その提出状況と、最終回でのレポートで、総合的に判断します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2013 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。