乳児保育演習

科目名	乳児保育演習

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	2	後期開講	森田　智美

テーマ

乳児保育における概念や意義・内容及び方法を学ぶと共に、乳児保育の実践力を習得します。

科目のねらい

＜キーワード＞
乳児保育の意義　　乳児保育の内容と方法
乳幼児期の発達　　乳幼児期の保護者支援
乳幼児期の要配慮児支援

＜内容の要約＞
生涯発達における乳児保育の概観を理解し、0～２歳期の発達の特徴と保育のポイントを学びます。さらに乳児保育の、生活活動の介助技術や遊びの内容と方法を、理論と演習課題等を通じ実践的に習得します。また毎回講義の初めに、手遊びやわらべ歌を紹介しします。

＜学習目標＞
生涯発達における乳幼児期を理解し、乳児保育の概念・意義を捉える
乳児期・幼児前期の発達の特徴を理解し、適切な保育内容や方法を理論とともに実践的に習得する
乳児保育の保護者支援を事例（連絡帳等）から学び、実践スキルを高める
乳児院や養護施設における乳児保育の留意点を学ぶ
乳児期の気になる子・要配慮児の理解と支援方法を学ぶ

授業のながれ

１．オリエンテーション、　生涯発達から観た乳児保育とは
２．子どもの発達の特徴と保育のポイント「0歳児」
３．子どもの発達の特徴と保育のポイント「１歳児」
４．子どもの発達の特徴と保育のポイント「２歳児」
５．乳児保育の基本的生活の内容と方法（授乳・おむつ・排泄・食事等他）
６．乳児保育の基本的生活の内容と方法（授乳・おむつ・排泄・食事等）
７．乳児保育の遊びの内容と方法
８．乳児保育の遊びの内容と方法
９．乳児保育の教材作り
10．教材を使用しての実技演習
11．乳児保育と母子関係の育み・乳児保育における保護者支援（連絡帳を介した保護者支援）
12．乳児院・養護施設の乳児保育の留意点（アタッチメント形成とホールデイング）
13．乳幼児期の気になる子・要配慮児の保育
14．乳幼児期の絵本と実技演習
15．乳児保育の歩みと課題　　　振り返り

準備学習の内容・学ぶ上での注意

次回の講義の理解のために「テキスト」の該当箇所を予習してきてください。講義では、毎回リアクションペーパーの課題提出を求めます。また実技演習課題が2回ありますので、予習・準備して参加しましょう。保育実習の機会には３歳未満児のクラスも経験してみましょう。

本科目の関連科目

発達心理学概論、心理学概論、教育心理学、知的障害児心理学、保育実習、保育相談支援

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

25％
50％
0％
0％
25％

毎回のリアクションペーパー・実技演習・レポートにより評価する。授業の参加・出席を重視する。

テキスト

■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）

＜著者＞乳児保育研究会編　＜テキスト名＞「新版・資料でわかる乳児保育新時代」　＜出版社＞ひとなる書房