科目名 | FMイングリッシュ2−2 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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1 | 1 | 後期開講 | 福本 陽介 |
テーマ |
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初級英語音声学のテキストを用いて、英語話者がいかにして英語の音を発しているのか、耳で聴き、自分でも発音し、体験学習的に学んでいく。外国語の音声を学ぶ作業は、いわば声帯模写のようなもの、ミミックであると極論しても良い。楽しみながら発音の技術を身につけてほしい。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 音声発声器官についての医学的知識を身につけた上で、口や鼻の中で一体何が起こっているのか理解する。 聴き取りと発音の実技試験を繰り返しながら、自分の発した音を客観的に「評価」できるような耳を育てる。 <内容の要約> 毎時間テキストに基づいて英語の母音・子音の発声方法を学び、聴き取る練習を行う。毎時間、課題をこなしたかどうかチェックするためにスタンプを押すので、講義開始までに必ずテキストを購入しておくこと。或る程度発音記号に慣れてきた段階で、発音記号を読み、英語に直す課題を毎時間実施する。これにより、自分で英和辞典を引いた時に、発音記号を見て(電子辞書の発音機能に頼らなくても)自力で発音できる力がつくことが期待される。さらに、適宜発音の実技テストを実施し、どの程度発音の練習を重ねているかチェックする。また、英語の音声の流れやリズム、テンポ、ストレスなど、日本語とは異質な性格について理解を深めた上で、英語の歌の聴き取り・書き取りも行う。英語の歌を歌うことも企画している。 <学習目標> 可能な限りネイティヴ・スピーカーに近い発音ができるようになる。 英語の音声の流れやリズム、ストレスの特徴を理屈と実践から学び、聴き取り能力を向上させる。 発音記号を読めるようになる。 |
授業のながれ |
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聴き取り・書き取り・発音の演習 聴き取り・書き取り・発音の演習 聴き取り・書き取り・発音の演習 聴き取り・書き取り・発音の演習 聴き取り・書き取り・発音の演習 聴き取り・書き取り・発音の演習 聴き取り・書き取り・発音の演習 発音実技テスト・発音記号読解課題 聴き取り・書き取り・発音の演習 聴き取り・書き取り・発音の演習 聴き取り・書き取り・発音の演習 聴き取り・書き取り・発音の演習 聴き取り・書き取り・発音の演習 発音実技テスト・発音記号読解課題 1年間の総復習 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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テキストにはCDがついているので、授業後は必ず自宅で復習し、自分でもまねをする習慣をつけること。聴き取りが得意になりたければ、前提として単語を知っていなければならない。したがって、自主的に英語の各種検定試験に挑むなど、英単語を覚える努力をしてほしい。知らない単語は発音できるはずもないし聴き取れるはずもないのだから、必ず英和辞典(電子辞書で良い)を持参し、知らない単語は自分で意味や発音を調べる努力を惜しまないこと。授業中は実際に声を出す機会が非常に多い。1限の授業なので眠気に負けがちな時間帯ではあるが、CDから流れるネイティヴ・スピーカーの発音や私の発音は、恥ずかしがらずに大きな声で発音してほしい。英語が自分の人生にとってどの程度必要なものかは個人差があるが、音声学の講義を受講できたことは運が良かった!と思って、元気に取り組んでほしい。ひょっとしたら、いつか役に立つことが将来あるかもしれないのだから…。この授業はペーパーテストで実力を測れるものではないため、毎時間の出席と努力がそのまま成績につながる。皆勤賞目指して意欲的に授業に参加して下さい。 |
本科目の関連科目 |
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特にはないが、フレッシュマン・イングリッシュIを始め、英語の授業に意欲を持って取り組むことが望ましい。 |
成績評価の方法 |
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上述のとおり、実技中心の演習形式で授業を行うので、毎時間の課題、実技試験、聴き取り・書き取りといった様々な課題を毎時間こなすことによって成績は自ずと決まる。欠席するとその分不利にはたらくので、とにかく出席すること。 |
テキスト |
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■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>杉野健太郎他 <テキスト名>英語発音・聴き取りの基礎(CD付) <出版社>朝日出版社 |
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