科目名 | 人材マネジメント |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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4 | 2 | 通年開講 | 関口 和雄 |
テーマ |
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人を育て、人を活かす組織とマネジメント! |
科目のねらい |
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<キーワード> 経済・社会環境と人材マネジメント:グローバリゼーション、IT革命、高齢社会、産業構造の変革 人材マネジメントシステム:理念・戦略、採用・教育・配置・昇進・退職、報酬、職務特性 日本型人材システムの再構築:日本型システムの特質と限界、成果主義、多様な雇用形態 働くことの意味:キャリアデザイン、コミットメント、モチベーション <内容の要約> 組織の成長と発展のカギを握るのは「人」、人材マネジメントであり、何よりも「人づくり」が出発点です。今、経済・社会の激動の中で成果主義が広まり、非正規社員の増加による雇用の多様化が進み、これまでの長期雇用を前提とした人材マネジメントが大きな岐路に立っています。講義では、人材マネジメントの基礎となる主要な概念と枠組みを抑えたうえで、これまでの日本型人材マネジメントの特質と課題を考察し、変革に向けての視点と方向を考え探っていきます。基本となるのは、働く人々を育て支援し活用する人材マネジメント、人々が希望と働き甲斐を持って仕事に取り組んでいくのは何かを追求してみます。人材マネジメント、みなさん一人ひとりの働き方に関する問題であるとともに、企業や組織の発展と活力に結びつく鍵となっています。それがグローバル化になかで少子・高齢社会となる日本の元気にもつながっていきます。 <学習目標> 人材マネジメントの特質や実際に関する基礎知識を学ぶことを通じて、組織におけるヒトのマネジメントの重要性を理解できることを目指す。 変貌する経済・社会環境のなかで、組織と人材マネジメントが直面する課題を認識して今後の方向を考える。 働くことの意味を追求し、キャリアデザインの基礎となる自己概念の認識を深め、自身のキャリアを展望する機会となることを目指す。 |
授業のながれ |
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オリエンテーション:講義のねらいと課題 人材マネジメントの基礎:人的資源の特質、経営と人材マネジメントの位置づけ 労働市場と人材マネジメント 人材マネジメントの基本枠組み(理念・戦略、人材マネジメントシステム) 日本型人材マネジメントの特質(遅い昇進と年功型賃金の慣行) 経済・社会環境と雇用流動化の進展:日本型人材マネジメントの変貌 成果主義と日本型人材マネジメントの変革 中間まとめ 採用 配置・異動 教育訓練・能力開発 人事評価 昇進・昇格 退職 前期まとめ 賃金とは何か! 賃金管理の仕組みと体系 賃金制度の改革:成果主義の衝撃 福利厚生 退職金・年金 労働条件・労働時間 労使関係と労働組合 中間まとめ 労働法と人材マネジメント(1) 労働法と人材マネジメント(2) キャリアデザインとは! キャリアアンカーと自己概念 女性労働とワークライフバランス 高齢者雇用の展望 まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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講義は、全体の一連の流れのなかで学ぶことが基本であり、出席してノートをとり、議論に参加することを重視する。それとともに組織と職場の人材マネジメントを自分が働くことの問題にひきつけて、自分で考えながら他の人の意見を聞きながら取り組んでいくことが大切である。知識は講義を聞くだけでは身に付かない、活きた知識を求めるように学んでほしい。 |
本科目の関連科目 |
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経営学、経営組織、経営戦略 |
成績評価の方法 |
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レポート 30% 中間試験 20% 定期試験 30% その他 20% 試験・レポート・出席などの総合評価を行う。 レポートでは、「働くこと」のミニ・インタビュー調査を行ってまとめてもらう。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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