科目名 | 外国史 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 後期開講 | 早坂 泰行 |
テーマ |
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過去を鏡として現在を捉えなおす |
科目のねらい |
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<キーワード> 主権国家の形成 産業革命 帝国主義 総力戦 ファシズム <内容の要約> 西ヨーロッパを対象として、中世後期〜20世紀にかけての歴史を講義します。(1)社会で活動する際の基礎的な知識として、歴史上の重要事件や概念について学び理解を深めること、(2)現代のわたしたちの社会がどのような過程を経て成り立ってきたかを知ること、(3)一種の「異文化」でもある過去と現代の対比によって、わたしたち自身の社会について改めて考え直す手がかりを提示すること、を目的とします。 <学習目標> 産業革命、ナショナリズム、帝国主義、総力戦やファシズムなど、世界史上の重要な事件や概念を理解できる。 中世から近現代にかけての社会の変化と、その因果関係を大きな流れのなかで理解することができる。 現在の社会のしくみや事象を「自明の」ものとしてではなく、客観化・相対化して捉えることができる。 |
授業のながれ |
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§1. イントロダクション - 受講する上での諸注意と、(ヨーロッパの)歴史を考える上での基本的な認識について §2. 中世後期の生活と社会(1) - 封建社会〜近代国家以前の社会 §3. 中世後期の生活と社会(2) - 中世の生活〜紛争と平和、「子ども」や貧者・病者へのまなざし §4. 近世の国家・宗教・文化(1) - 宗教改革とヨーロッパの分裂〜宗教戦争の時代 §5. 近世の国家・宗教・文化(2) - 初期近代国家の黎明〜暴力の抑圧と、「規律」を内面化した近代人の誕生 §6. 近世の国家・宗教・文化(3) - 大航海時代〜世界各地に乗り出すヨーロッパと、「新大陸」の植民地化 §7. 近世の国家・宗教・文化(4) - 植民地貿易と新たな嗜好品文化〜香辛料からコーヒー・砂糖へ §8. 産業革命とフランス革命(1) - イギリス産業革命〜そのグローバルな影響、とくにインドやカリブ海周辺との関連で §9. 産業革命とフランス革命(2) フランス革命〜「ナショナリズム」と、「国民」という概念の登場 §10. 帝国主義と世界戦争(1) - 帝国主義の時代〜第二次産業革命とヨーロッパ列強による世界分割 §11. 帝国主義と世界戦争(2) - 第一次世界大戦〜大量殺戮の技術と「総力戦」体制 §12. 帝国主義と世界戦争(3) - 社会主義思想とロシア革命〜社会主義の歴史、ソヴィエト連邦の成立とその展開 §13. 第一次世界大戦後の社会と文化 - 大衆文化の発展、女性の地位の変化、新しい芸術・文学の流れ §14. ファシズムの時代 - 全体主義国家における差別と排除(大量殺害)の問題〜「人種」と「健康」をキーワードに §15. 全体のまとめと、第二次世界大戦以後の展開 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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わたしたちが現在「当たり前」とみなしている価値観・行動様式や社会のしくみの多くは、人類の長い歴史を省みるならば必ずしも「自明」で「普遍的」なものではありません。その点を踏まえて、本講義では基礎的な知識として歴史上の重要な事件を学ぶと同時に、わたしたち自身の(一見「自明」で「当たり前」な)生活や社会のあり方を改めて見直すこと、それに対する問題意識を培うことをも重要な目的と考えています。学生の皆さんには、講義中に提示する参考文献をはじめ、新聞などの時事情報を通じて、社会に関する知識(多様な価値観や、普段認識されないさまざまの問題など)を深め、それによって問題意識を養う基盤を築いてほしいと考えます。 |
本科目の関連科目 |
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成績評価の方法 |
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主として定期試験によって評価を行う。自筆のレジュメ・ノート類の持ち込みは許可するが、それ以外の物品、とくに携帯電話などの通信機器や電子辞書の持ち込みは厳に禁止する。試験は講義中に取り上げた内容を文章で説明する論述問題の形式で実施するが、その際(1)可能な限り豊かな情報を盛り込むこと(記述量)、(2)単なる情報の羅列ではない首尾一貫した記述を行えること(論理性)、の二点を評価を行う上での条件とする。なお、出席点などは設定しない。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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