福祉科教育法Ⅰ

科目名	福祉科教育法Ⅰ

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	2	前期開講	岡　多枝子

テーマ

専門教科「福祉」の指導法－福祉教育の理念と方法－

科目のねらい

＜キーワード＞
文部科学省　　学習指導要領
学習指導案　　教育実習
社会福祉士及び介護福祉士法

＜内容の要約＞
　高等学校専門教科「福祉」の教員免許取得の必履修科目であり、福祉教育の理念と方法を学ぶ基礎的・実践的な科目です。学校教育における福祉教育の歴史や理念、福祉系高校における福祉専門職養成の現状と課題、「社会福祉士及び介護福祉士法」改正に伴う新カリキュラムの内容や教員要件などに関する基本的な知識と技術を修得します。

＜学習目標＞
１．福祉教育の歴史と理念を概観することができる。
２．高等学校専門教科「福祉」創設の背景と内容を理解することができる。
３．教科「福祉」の９科目の目的・内容・方法を把握することができる。

授業のながれ

第１回：オリエンテーション―本講義の概要
第２回：福祉教育の理念
第３回：福祉系高校設置の経緯
第４回：社会福祉士及び介護福祉法を巡る動向
第５回：高等学校専門教科「福祉」設置と福祉系高校のレリバンス
第６回：教科「福祉」の構成
第７回：教科「福祉」の目的
第８回：教科「福祉」の内容と教科「福祉」の方法
第９回：学習指導要領の概要とカリキュラム
第１０回：学習指導案検討―高齢者分野
第１１回：学習指導案検討―障害者分野
第１２回：学習指導案検討―児童・家庭分野
第１３回：教育実習に向けた模擬授業―「社会福祉基礎」
第１４回：教育実習に向けた模擬授業―「介護福祉基礎」
第１５回：まとめと展望

準備学習の内容・学ぶ上での注意

１．専門教科「福祉」教員免許を取得希望の学生だけでなく、将来ボランティアコーディネータや児童福祉などに関わる人にも有益な科目であると思われます。積極的な参加を期待しています。２．本講義と並行して、介護技術を修得することが臨まれます。３．教科「福祉」教員免許取得に必要な科目であるため、原則として欠席は認められません。積極的な参加態度を望みます。４．教科指導と生徒理解の為に、教室外での学習活動（フォーラムや学会への参加と学生企画への参画など）を推奨しています。

本科目の関連科目

「福祉科教育法Ⅱ」

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

20％
30％
10％
20％
20％

課題は学習指導案の立案や教材・教具の作成等である。レポートは毎時間 1200 字のものを提出。小テストは授業ごとに実施予定。又、中間テストは５月に行う。小テスト・中間テスト・定期試験ともに問題形式や内容は年度初めから開示する。その他として出席点や模擬授業、学外活動等を加味して総合的に成績評価を行う。

テキスト

□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定（最初の授業で指示する）