比較文化論

科目名	比較文化論

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	3	後期開講	土井　佳彦

テーマ

本講義では、「多文化共生」について基本的なことを総合的に学びます。

科目のねらい

＜キーワード＞
多文化共生　　真の国際化
地域社会

＜内容の要約＞
「国際交流」や「国際協力」には興味があってもなかなか一歩を踏み出せなかった、海外には興味があっても実は国内のことをあまりよく知らなかった、でもそれでいいのだろうか…。本講義では、そんな思いから国内に暮らす外国人との“共生”を考えるようになった講師の経験をもとに、彼らがなぜ日本にやってきて、今どんな暮らしをしているのか、私たちは今後彼らとどうこの地域で共に暮らしていくのかを考えます。

＜学習目標＞
日本に暮らす外国人が置かれている状況とその背景を理解できる
「多文化共生」とは何かを、自分なりに説明できる
グローバルな視点から社会課題を見つけることができる
他者の立場にたって物事を考えられる

授業のながれ

オリエンテーション（授業の目的・流れ等、自己紹介）
多文化共生の背景と理念
多文化共生施策の推進体制（１）行政と国際交流協会
多文化共生施策の推進体制（２）ＮＰＯ・ＮＧＯ
コミュニケーション支援　情報の多言語化と日本語
生活支援（１）居住・労働環境
生活支援（２）教育
生活支援（３）中間まとめ
生活支援（４）医療・保健
生活支援（５）福祉
生活支援（６）防災（外国人支援）
生活支援（７）防災（要援護者支援）
多文化共生の地域づくり（１）マジョリティへの意識啓発
多文化共生の地域づくり（２）外国人の自立と社会参加
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意

本講義では、毎回の授業の最後に、次回までの課題を提示します。課題は主に、インターネット上で閲覧可能な資料やウェブサイトに目を通しておくことです。事前学習を前提に講義を進めていきます。
また、本講義では授業中に受講者間でのミニディスカッションを行いますので、積極的な参加を求めます。

本科目の関連科目

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

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50％
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出席点（50点満点：11回目から１回出席するごとにプラス10点）
定期試験（50点満点：レポート試験）

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）