思春期のセクシャリティ

科目名	思春期のセクシャリティ

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	1	前期開講	伊藤　修毅

テーマ

思春期におけるセクシュアリティを学び、考える

科目のねらい

＜キーワード＞
思春期　　セクシュアリティ
性教育

＜内容の要約＞
第１～３回は、導入として、思春期・セクシュアリティという概念を確認した上で、思春期の子どもたちのセクシュアリティに関わる事実を学びます。
第４～１０回は、思春期以降のセクシュアリティに関わる様々な事項を学習し、自らのセクシュアリティをみつめる、これからの人間関係の在り方を検討します。
第１１～１５回は、将来、子どもに関わる仕事をめざすという立場から、セクシュアリティに関する事柄を「次世代に伝える」ということについて考えます。

＜学習目標＞
セクシュアリティについて基本的な理解をし、子どもの発達における「思春期」の重要性を確認することができる
思春期以降のセクシュアリティ関する様々な事柄を学び、自らのセクシュアリティをみつめることができる
自らのセクシュアリティを学び、これからの性的な人間関係の在り方を主体的に考えることができる
セクシュアリティに関する様々を次世代に伝える（教える、支援することを含む）ことへの意欲をもつことができる

授業のながれ

第1回　　オリエンテーション～思春期と性～
第2回　　セクシュアリティとは何か：池谷壽夫氏（本学非常勤講師）
第3回　　思春期の子どもたちの事実から：新崎道子氏（愛知性教協）
第4回　　女の子、男の子のからだとこころ
第5回　　恋愛とセックス
第6回　　性暴力とデートＤＶ：具ゆり氏（フェミニストカウンセラー）
第7回　　避妊と妊娠のメカニズム
第8回　　性の商品化と性被害／加害：東みすゑ氏（元寄宿舎指導員・保護司）
第9回　　性の多様性：渡辺大輔氏（都留文科大学ほか）
第10回　　ＳＴＤ（性感染症）を防ぐ
第11回　　中高生に伝える：杉村直美氏（県立高校養護教諭）
第12回　　小学生に伝える：大塚あつ子氏（愛知性教協）
第13回　　障害児者に伝える：千住真理子氏（性教協障害児者サークル）
第14回　　ここまでのまとめ
第15回　　セクシュアリティの「幸せ」ガイド：関口久志氏（京都教育大学）　

準備学習の内容・学ぶ上での注意

・セクシュアリティの学びは、誰かにおしつけられるものではなく、自ら考えながら習得していくものです。講師のお話しを「じぶんなりに」受け止めることを大切にしてください
・この講義のために、たくさんのゲスト講師の方が来てくださいます。大学生として失礼のない態度で受講してください。

本科目の関連科目

ジェンダー論

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

50％
0％
0％
50％
0％

・毎時間、講義の感想等を記入したコミュニケーションペーパーを提出してもらいます(50%)
・定期試験期間中にレポート試験を行います(50%)

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）