科目名 | 政治学概論 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 1 | 後期開講 | 生江 明 |
テーマ |
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公共性の政治学 |
科目のねらい |
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<キーワード> 政治の概念と認識、 価値、 制度、 論理 公共性 他者と社会 公正性 排除と共生 <内容の要約> 政治学の基礎となる人間論・社会論を入り口とし、 欧米だけでなくアフリカ・アジア・日本の政治概念や制度を国際的に比較検討する中で、 社会の制度を支える規範 (掟) とその運用の中に社会的公共性の基盤を探ることとする。 政治学原論と現代政治論そして伝統的社会を含む社会と近代国家間の政治関係、 そして国際的な政治関係を論ずる。 <学習目標> 福祉概念を生み出した政治学を、 その原論 (人間論、 社会論、 権力論、 暴力論) および現代の民主政治制度及びこれを支える政治思想の内外の歴史とともに学ぶことを狙いとし、 社会的合意形成のプロセスを理解することを目標とする。 次世代の教育にかかわろうとする諸君自身が、主体的に未来の社会を担う次世代として育つために、何をもって自分たちの根幹となる原則を生み出していくことが必要となるのかを把握していくことを課題とする。 |
授業のながれ |
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政治とは何か 人間とは何か 社会とは何か 権力とは何か 制度とは何か 権威と信頼 正当性と合法性 寛容と敵対−正統と異端 社会的排除 参加と決定 少数意見と多数意見 支配の類型 官僚制と利益集団 ネオ・リベラリズムとファシズム まとめ:暴力と自由そして寛容 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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欲望を自動販売機的に獲得しようとするコンビニエントで直線的な、 物欲しげな道からの脱構築の道を、 学生諸君とともに探ることを、 本講義は大きな課題とする。 小論文や課題提出などとともに、 時にグループワークを用いながら授業は展開する。従って、講義の連続性の中で組み立てられるので、欠席は望ましくない。積極的な参加が不可欠である。 |
本科目の関連科目 |
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「歴史学」 「社会学」 「経済学」 「論理学」 「倫理学」 「芸術と創造」 などに関連する科目、 特に 「社会福祉原論」 などの科目は関連する。 本学部に限らず、 他学部の同種類の科目も関連する。 |
成績評価の方法 |
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授業内で提示する課題小論文と期末試験で評価する。 その配分は以下の通り。 出席は学生諸君の権利であり、 欠席はその権利の放棄であると考え、 この配分とした。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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