科目名 スポーツと健康

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 小林 培男、田引 俊和

テーマ
生涯にわたってスポーツを楽しむための基礎を身につける。

科目のねらい
<キーワード>
生涯スポーツ  初級障害者スポーツ指導員
仲間づくり  インクルーシブ体育
ボードセイリング・自然体験活動

<内容の要約>
生涯スポーツが話題になってから久しい。多くの人が、小・中・高と体育を通じてスポーツにふれてきているが、実際にスポーツをする・観るにあたり、スポーツを総合的に理解しながら、自主的に、楽しんで取り組めるよう指導されてきている人は少ないのではなかろうか。本演習では、生涯にわたってスポーツに積極的に親しむ姿勢を、実際にスポーツを実践することを通して養うと同時に、スポーツを文化現象として総合的にとらえることができるだけの教養を身につけること、また、健康に関するトピックを取り上げ、健康に対する意識を高めることを目的とする。 半期分の海洋スポーツクラスは、3回の事前学習と12回分の海浜実習を行う。知多半島を囲む豊かな海洋自然の中でカヌーとボードセイリングを中心に海洋スポーツを体験学習する。この海洋スポーツを通じて自然体験活動、海浜野外活動のリスクマネジメント、救急処置の理論と実技を学び、加えて一泊の合宿方式で履修者相互の理解と交流を深める(担当小林)。 
講義では、主にスポーツおよび健康に関して話題になっている事柄を 1 時間に 2〜3 ずつ取り上げる。この情報に基づき、受講者同士でディベートを行っていただく。 また、ビデオ教材を使用し、救急処置、他を取り上げる。実技では、テニスと海洋スポーツを取り上げる。半期の通常開講部分では実技としてテニスをとりあげる。これは、複数種目を通して広くスポーツに親しむこと、および選択した種目に関し、ルール、歴史、戦術、戦略、他を含め総合的に理解することをねらいとしている。

<学習目標>
健康を維持・増進する手段としてスポーツを理解する。
文化としてスポーツを理解する。
仲間づくりの手段としてスポーツを理解できる。
海の安全活動と海洋・野外スポーツ活動の基本知識と技術を習得する。
カヌーとボードセイリングの楽しさを知り、海のスポーツの世界を拡げる。

授業のながれ
クラス別ガイダンス(アダプテッドスポーツ) (授業の流れの説明、 班分け、 諸注意)
障害者福祉論(講義)
ボランティアとは?(講義)
障害者とスポーツ(講義)
全国障害者スポーツ大会と障害者スポーツ指導員制度(講義)
障害の理解(講義)
アイマスクによる視覚障害体験
車椅子の操作
車椅子バスケットボール@
車椅子バスケットボールA
車椅子バスケットボールB
車椅子バスケットボールC
シッティングバレー
アキュラシー
前期のまとめ
海洋スポーツクラスガイダンスと事前講義:アイスブレイク、インタープリテーション ※前期中補講期間で連続3時限実施
海洋スポーツ概論、海辺の安全管理、救急処置法
カヌーとボードセイリングの理解とセッティング実技学習
海浜実習(ボードセイリングBSとカヌー用具準備とセッティング
海浜実習(BSパドリングとバランス)
海浜実習(カヌーの基本技術と応用ミニツーリング)
海浜実習(カヌー準備と乗り方・漕ぎ方、楽しみ方)
海浜実習(BSセイルアップ)
海浜実習(BSローテーション)
海辺実習(BSウインドアビーム・セイリング)
海辺実習(往復コースをウインドアビーム・セイリング)
海辺実習(三角コース・セイリングに挑戦)
海辺実習(風を利用していろいろな方向へのセイリングに挑戦)
海辺実習(コース総合セイリングに挑戦)
備品撤収、ふりかえり、終了レポート作成など

準備学習の内容・学ぶ上での注意
履修クラスの決定後、担当者よりクラス別にガイダンスを行う。海洋スポーツ実習の概要、内容、服装、用具他については、履修登録時にその概要を資料配布し、前期中の事前講義でさらに詳しく説明する。1)募集人数と実施場所:海洋スポーツクラスは定員20名程度で半田キャンパスでの事前講義と知多市新舞子海岸での海浜実習を行う。2)前期事前講義日時:7月16日(火)2・3・4時限に半田キャンパスで講義と実技を実施する。3)集中海浜実習日程:8月7日(水)・8日(木)・9日(金)1時限〜4時限、第1日目と2日目の朝は通学、第2目と3日目は1泊2日の宿泊とする。※気象条件によって日程および内容を変更することがある。荒天等による予備日は9月4日5日の2日間とする。4)費用:施設利用費、1泊2食宿泊費用とスポーツ活動傷害保険費用概算で8000円の自己負担が必要となる。実施場所までの通学は各自で名鉄電車常滑線新舞子駅およびバスを利用し集合する。
意見や質問があれば講義時,もしくはミニレポート、メールあるいは健康・スポーツ科学研究室オフィスアワーを活用してください。担当者からの学習課題や連絡は講義中での口頭とnfu.jpで行う。適宜講義用資料を配布する。その他の参考図書については講義の中で指示する。<備考> 講習科目本科目内容との対応 障害の理解とスポーツおよび安全管理 科目全体で網羅(特に7回、8回、9回、13回、14回) 障害者との交流 インクルーシブ体育を実践(障害学生とともに体育実技を展開している)

本科目の関連科目
健康科学(1年次開講科目)、障害者スポーツ,加齢体力論(3年次開講科目)、バイオメカニクス(4年次開講科目)

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
0%
0%
0%
100%
成績は出席を最重要視する。10回以上欠席すると、成績評価の資格を失うので注意すること。出席回数を満たした履修者に対し、実技参加状況、実技習得状況、理論やレポート課題で総合的に評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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