科目名 | 日本史特講 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 後期開講 | 部 淑子 |
テーマ |
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歴史からみる日本社会の成り立ち |
科目のねらい |
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<キーワード> 生産・流通・消費 人権 暮らし 「伝統」 市民社会 <内容の要約> 現在の私たちの社会や暮らしが、歴史的にどのような過程を経て形づくられてきたのか、原始・古代から現代に至る時代のなかで考える。現在あたりまえに感じている事象も、各時代の国家や社会の要請や条件のもとで生まれてきたものである。現代に連なるテーマを取り上げ、現在と過去という単純な時間的区分ではなく、過去を理解し過去と現在との関連を考えるなかで、日本社会の特質を探る。 <学習目標> 現代社会が形づくられていく過程を理解できる。 身近な問題と社会の関係を理解できる。 歴史資料の活用方法を知ることができる。 |
授業のながれ |
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オリエンテーション(講義の進め方・評価の方法など)・次回以降の講義への導入 歴史にみる経済社会(1) 古代・中世の経済 歴史にみる経済社会(2) 近世の経済システム 歴史にみる経済社会(3) 近代化と殖産興業 歴史にみる経済社会(4) 産業革命と市民社会 日本人の暮らし(1) 食文化 日本人の暮らし(2) 住まいの変遷 日本人の暮らし(3) 高度経済成長と暮らしの変化 日本人のライフスタイル(1) 寺子屋から学校へ 日本人のライフスタイル(2) 立身出世と良妻賢母 日本人のライフスタイル(3) 衛生と健康 人権と国家・社会(1) 身分制社会 人権と国家・社会(2) 近世社会と差別 人権と国家・社会(3) 「四民平等」の社会 まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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(1)テーマは4つに分かれているが、相互に関連し全体として日本社会を歴史的にとらえる講義となっているので、休まず出席することが必要である。(2)講義で扱う内容を1冊で網羅できるテキストはないので、自分なりのノートを作成することが単位取得には不可欠である。(3)社会的なテーマ、身近な暮らしに関わるテーマをとりあげるので、新聞を読むなど、ふだんからいろいろなことに関心を持つように心がけてもらいたい。 |
本科目の関連科目 |
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日本の歴史:この講義を受講するにあたり、基本的な日本史の知識、通史的な理解があることが望ましい。 |
成績評価の方法 |
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定期試験を重要視する。その他には受講態度などを含む。受講状況によってはレポートなどを課すこともありうる。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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