科目名 ふくしスポーツ

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 松井 健、伊藤 僚

テーマ
ふくしスポーツ・リーダー(Fukushi Sports Leader;以下FSL)として子ども、障害児・者、高齢者のためにスポーツ・レクリエーション活動を企画・開催・運営する

科目のねらい
<キーワード>
ふくしスポーツ・リーダー(FSL)  スポーツマネジメント
子ども  障害児・者
高齢者

<内容の要約>
ふくしスポーツとは全ての人々(ここでは子ども、障害児・者や高齢者といった福祉の対象)が一緒に楽しむことができ、互いに支えあい、みんなが主役になれるスポーツを示す。ふくしスポーツ・リーダー(FSL)とはふくしスポーツの場を企画・運営し、かつ指導できるリーダーである。この授業ではFSLとして活躍できる人材を養成することを目的としている。そのために、@スポーツ事業の企画・運営力とリーダーシップ力Aふくしスポーツの対象者理解Bふくしスポーツの指導スキル、の3点の習得を目指している。
 授業は半期開講と集中開講の組み合わせで行う。集中部分は、美浜少年自然の家を利用し、2泊3日の合宿形式で行う。半期開講部分は、後期にスポーツ教育センターが主催する地域交流イベントや教室の企画・運営を中心とした演習形式の授業とする。なお、企画イベントは、科目時間割外に設定して開催する。日程については前期中に調整し、提示する。

<学習目標>
FSLの資質としてコミュニケーション能力や自己他者理解及びリーダーシップ能力を発揮できる
基礎的なマネジメントスキルを学び、スポーツプログラムを企画・運営できる
対象や目的に応じたスポーツプログラムを立案し、指導することができる

授業のながれ
【集中開講】 ふくしスポーツとは? ふくしスポーツコミュニティとふくしスポーツリーダーについて(講義)
コミュニケーションスキル−アイスブレーキング(実習)
障がい者スポーツ概論(講義)+知的障がい者とスポーツ(実習:体操、運動)
知的障がい者とスポーツ(実習:パラシュート、フライングディスク、ボッチャなど)
高齢者スポーツ概論(講義)
高齢者とスポーツ(実習:ウォーキング、貯筋エクササイズ、レクリエーションなど)
グループ指導の実践(ゲームやレクリエーションの指導)
集中講義のまとめ(1h)
【後期開講】 グループ別授業・活動 @なかよしカップ日福グラウンドゴルフ大会(以下なかよし)、Aはつらつ教室、B特別支援学級交流事業
@なかよし         Aはつらつ教室 B特別支援学級交流事業   資格対応講義1 ※詳細は学ぶ上での注意事項参照
@なかよし         Aはつらつ教室 B特別支援学級交流事業 資格対応講義2 ※詳細は学ぶ上での注意事項参照
@なかよし         Aはつらつ教室 B特別支援学級交流事業
@なかよし         Aはつらつ教室 (教室) B特別支援学級交流事業
@なかよし      Aはつらつ教室 (教室)   B特別支援学級交流事業    ※全グループでグラウンドゴルフの演習
@なかよし (イベント)    Aはつらつ教室 (教室)   B特別支援学級交流事業(イベント)
@なかよし (イベント)   Aはつらつ教室(教室) B特別支援学級交流事業(イベント)
@なかよし Aはつらつ教室 B特別支援学級交流事業 資格対応講義3 ※詳細は学ぶ上での注意事項参照
@なかよし          Aはつらつ教室 B特別支援学級交流事業












準備学習の内容・学ぶ上での注意
★集中講義15時間:2泊3日合宿形態で実施予定(9月初旬)
         予定---美浜町少年自然の家:費用約7,500円(宿泊,食事,施設利用料,保険代等) 
★後期授業20時間:3事業、3〜4グループ編成
  1.なかよしカップ日福グラウンドゴルフ大会(1グループ)@イベント4h + 定時授業8回(16h)=20h
  2.美浜町小中学校特別支援学級との連携事業(1グループ)@イベント4h + 定時授業8回(16h)=20h
  3.南知多町介護予防教室「はつらつ教室」 (2グループ)@イベント8h + 定時授業6回(12h)=20h
・合計35hの履修を基本とします。これ以外でもイベント開催に向けて行う準備・学習時間を、グループ毎に設定する必要がありま 
 す。
・障害者スポーツ指導員初級の資格認定科目です。科目の単位修得によって、翌年前期に資格の申請ができます。
・資格対応講義  
  1:ボランティア論part1 2:ボランティア論part2
  3:(公財)日本障害者スポーツ協会公認 障害者スポーツ指導者制度について & 全国障害者スポーツ大会の概要 

本科目の関連科目
・スポーツ(社会福祉学部)、健康・スポーツ演習(福祉経営・経済学部)、健康・スポーツ(経済学部)におけるアダプテッドスポ ーツ種目
・スポーツ研究(社会福祉学部)、スポーツ社会学(福祉経営・経済学部)など

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
20%
0%
0%
80%
普段の活動状況とスポーツ事業企画・運営の貢献度を重視する
事業終了後に報告書の作成とその発表会を行う
「その他」部分の内訳は、活動、スポーツ事業への参加状況50%、スポーツ事業の企画・運営への貢献度30%の合計80%

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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