科目名 保育心理学演習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 2 後期開講 山口 力

テーマ
子どもの心身の発達を学ぶと同時に、子どもとの適切な関わり方・支援方針について実践的に学習する。

科目のねらい
<キーワード>
発達  あそび
愛着  発達障害
虐待

<内容の要約>
子どもの発達は一人一人様々で、全ての子どもが定型発達を辿るわけではない。特に、保育園や幼稚園に入園している段階では、発達や成長に大きくばらつきがある。また、本人が持っている気質や器質に加え、親子関係・家庭環境などの環境因も大きく影響してくる。事例などを通して、そういった様々な要因を見立てる練習をし、本人に適した具体的な対応やあそび・声かけ・関わりを多角的な視点で学んでいく。

<学習目標>
・子どもの発達の状態や問題の背景を捉え、適切に子どもを見立ることができる。
・子どもの発達を理解し、明確な支援目標を立てることができる。
・支援目標を立てた上で、子どもに対して適切な関わりや支援ができる。

授業のながれ
イントロダクション
愛着について・事例1(事例を提示しグループに分かれ見立てと対応について検討する)
子どもの心の成長とあそびの発達・事例2(事例を提示しグループに分かれ見立てと対応について検討する)
子どもの認知機能の発達とあそび・事例3(事例を提示しグループに分かれ見立てと対応について検討する)
あそびの象徴的機能と発達・事例4(箱庭演習)
発達障害について・事例5(事例を提示しグループにわかれ見立てと対応について検討する)
愛着障害について・事例6(事例を提示しグループに分かれ見立てと対応について検討する)
まとめ







準備学習の内容・学ぶ上での注意
自分の考えや意見、疑問を明確に自分の言葉で発言できることが重要である。グループでの積極的なディスカッションを期待する。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
70%
0%
0%
0%
30%
授業期間中に2回小レポートを提出してもらう。また、毎回授業後に簡単な感想を課す。グループディスカッションを多く行うため、積極的な発言や質問も成績に加味する。成績評価は授業8回中6回以上の出席とする。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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