社会保障論Ⅱ

科目名	社会保障論Ⅱ

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	3	前期開講	山田　壮志郎

テーマ

現代における社会保障の役割と課題

科目のねらい

＜キーワード＞
社会保険　　医療保険
介護保険　　労災保険

＜内容の要約＞
社会保障と呼ばれる制度には、年金・医療・社会福祉など様々なものがあります。社会保障論では、社会保険を中心に社会保障制度を体系的に学び、それらが私たちの暮らしにとっていかに重要な役割を果たしているのかを考えます。１年次の「社会保障論Ⅰ」では、所得保障制度としての年金制度と雇用保険制度を題材に社会保険の基礎を学びました。本講義では、「社会保障論Ⅰ」で学んだことをベースにしながら、医療保険、介護保険、労災保険といった他の社会保険制度の仕組みについて学ぶとともに、社会保障制度が現代社会の中で果たしている役割についても考えます。

＜学習目標＞
各種社会保険制度の仕組みを理解することができる
社会保障制度が現代社会の中で果たしている役割について理解することができる

授業のながれ

イントロダクション―「社会保障論Ⅰ」の振り返り
医療保険①―医療保険とは何か
医療保険②―医療保険の保険給付
医療保険③―高齢者医療
医療保険④―医療保障制度の動向
介護保険①―介護保険とは何か
介護保険②―介護保険制度の仕組み
介護保険③―介護保険制度の動向
労災保険①―労災保険とは何か
労災保険②―労災保険の仕組み
民間保険①―民間保険と社会保険
民間保険②―民間保険の種類と内容
社会保障の財政
社会保障の理念と目的
社会保障の機能と役割

準備学習の内容・学ぶ上での注意

・１年次の社会保障論Ⅰで学んだことが理解されていることを前提に講義を進めますので、理解できていないと話についていけなくなります。しかし、２年前の講義ですので忘れている方が普通です。十分な復習が不可欠です。初回の講義でも簡単な復習をしますが、受講生自身もきちんと復習しておくようにしてください。
・ほぼ毎回の講義で、その日の講義内容に即した問題集「今日のポイント」を配布します。これは試験問題にも活用しますので、復習のためにも必ず取り組むようにしてください。
・試験には、講義内で配布する「持ち込み用紙」（自由に記入できる所定の白紙）のみ持ち込むことができますので、試験前にはこの用紙を使って全体の復習を行うようにしてください。

本科目の関連科目

社会保障論Ⅰ　保健医療サービス論　医療福祉論　高齢者福祉論　福祉行財政論

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

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100％
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定期試験で評価します。試験の内容は、一問一答、３択問題、○×問題で構成しますが、詳細や試験対策は最初の講義で説明します。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）