科目名 バイオメカニクス

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 4 後期開講 小林 培男

テーマ
スポーツと日常生活動作における身体の"動き"をさぐる

科目のねらい
<キーワード>
身体運動学  体力科学
動作の習熟  運動と神経

<内容の要約>
 ヒトのスポーツ活動や日常生活動作での”動き”の理解を深める。そのためにまず、身体の構造・機能と運動の関わりに対する理解を深め、ヒトの体力科学について発育・発達や加齢の視点からその特性を理解する。また、スポーツや運動場面での”上手・下手”に関する理解を深めることに焦点を当て、神経・筋系機能を実験的に証明しつつ“たくみな動作””安全な動作””疲れない動作””美しい動作”などについて掘り下げる。
 その形式は、講義と実験実習などを併用して行う。受講者が協力し合って実験や測定をする必要がある。数名以上の受講者が集まり、皆で授業を創り、成果を上げよう。なお、本科目は後期9月上旬の集中講義科目として開講するので開講方式に留意し、短期集中の学習条件を準備すること。

<学習目標>
運動の動作学的側面に対する理解を深める
身体の構造・機能と運動と体力との関わりにを理解する
運動面での”上手・下手”など習熟と効率的動作を掴む

授業のながれ
バイオメカニクス概説
機能解剖学 その1(上・下肢のつくり、動き)
機能解剖学 その2(体幹のつくり、動き)
体力科学 その1(くらし・スポーツと健康体力)
体力科学 その2(体力の構造と加齢特性)
身体の組成と体力 
筋機能 その1(筋の構造、筋線維組成、伸張反射など)
筋機能 その2(筋力、パワー、スピードなど)
神経系機能 (細やかに素早く動くこと)
歩行と走行の解析 (美しいこと早いこと強いこと)
運動学習と習熟 その1(加齢に伴う巧みさと動作の習熟)
運動学習と習熟 その2(巧みに上手になること)
測定実験結果の分析とまとめ
測定実験結果のまとめ
学習成果のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
学習の成果や理解を把握する意味で毎時ミニレポートを5分間かけて作成する。授業は出席し、参加し、他と協力しながら自分自身で考えて進めることが大切である。欠席、遅刻、早退などの参加状況も加点や減点とする。また、測定や実験を基にした課題レポートや終了レポートの作成にも精力的に加わってほしい。中には卒業研究に発展する可能性もあるであろう。

本科目の関連科目
スポーツと健康、健康科学、加齢体力論、障害者スポーツ

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
50%
50%
0%
0%
0%
毎回のミニレポートによる出席点を50%、期末の終了レポート試験を50%とし、総合的に評価する。参加状況、欠席、遅刻、早退なども加点や減点の対象とする。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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