科目名 地域研究プロジェクトT

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 斉藤 雅茂

テーマ
認知症高齢者への買い物支援〜「新しい公共」にむけて〜

科目のねらい
<キーワード>
認知症  家族会
買い物支援  民間企業
新しい公共

<内容の要約>
地域研究プロジェクトは、学生自らが企画したプロジェクトを実施・運営する中で、社会人として求められる「主体性」「課題の発見力」「成果の発信力」を形成することを目標にしています。このプロジェクトでは、認知症高齢者への買い物支援を大きなテーマとし、家族支援、企業の社会貢献や新しい公共などを考える場にしたいと思っています。既にNPO法人HEART TO HEART様と株式会社ユニー様からご協力の了承は得られていますが、具体的にどのようなプログラム(例えば、認知症サポーターの養成研修、子どもへの認知症理解にむけた紙芝居など)を実施・運営するのかは定まっていません。翌年度の後期までの1年半のプロジェクトですので、この半期は準備作業として、認知症高齢者の諸問題の学習と関係機関へのヒアリングを実施した上で、翌年度に実施するプログラムの原案をつくることを目指します。

<学習目標>
自らの力で企画を立てられるようになること【主体性の形成】
調査を実施・分析する能力を身につけること【地域課題の発見力の形成】
地域課題の解決策を提案できるようになること【PJ成果の発信力の形成】

授業のながれ
オリエンテーション プロジェクトの詳細、活動日程等の確認
自己分析シートの目的・書き方の説明
自己分析シートの記入
認知症の問題や家族会の取り組みを調べる@
認知症の問題や家族会の取り組みを調べるA
ヒアリング調査;NPO法人Heart to heartの「スーパーキャラバン隊」
ヒアリング調査;株式会社ユニー
買い物支援のプログラム(企画)を考える@
買い物支援のプログラム(企画)を考えるA
買い物支援のプログラム(企画)を考えるB
買い物支援のプログラム(企画)を考えるC
家族会関係者との立案企画への意見交換
立案企画の最終調整
自己分析・振り返りシートの記入
半期成果の取りまとめと翌年度の課題共有

準備学習の内容・学ぶ上での注意
本プロジェクトでは、いわゆる座学だけでなく、地元企業やNPOと協働した実践に取り組みます。このため、通常の講義とは異なり、皆さんへの負担はかなり大きく、責任も重いです。しかし、その分、得られるものも大きいと信じています。また、このプロジェクトは、与えられた課題ではなく、自らが企画・実施・評価していく点に特色があります。皆さんにとっては、そうした点が負担になるかもしれませんが、自分たちのアイディアや提案が企業や団体を通して実社会で活用されるまたとない機会でもありますので、積極的に参加・議論できる学生をお待ちしています!

本科目の関連科目
社会福祉学部生は「ボランティア論」「福祉NPO論」「高齢者福祉論」「地域福祉論」「社会福祉調査論」「地域社会学」「家族社会学」などが関連する科目です。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
50%
0%
0%
50%
試験は実施しません。本プロジェクトへの貢献度と、活動の振り返りを含む自己分析シートの内容を総合して評価します。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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