医療福祉環境

科目名	医療福祉環境

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	3	後期開講	村井　裕樹

テーマ

医療福祉環境の基礎的な知識の習得を目指し、障害に応じた建築空間の考え方の基礎を理解する。

科目のねらい

＜キーワード＞
医療環境　　福祉住環境
バリアフリー　　建築
安全

＜内容の要約＞
住環境（戸建て住宅や集合住宅など）・都市環境（街や公共建築物など）の知識と、各種障害の日常生活動作に関する知識をあわせ持つことで、高レベルの医療環境・福祉住環境の知識を修得します。講義内では具体的な事例や障害・疾病名をあげて理解しやすいよう工夫します。また、随時、演習を実施し理解を深めていきます。

＜学習目標＞
日本の住環境について建築空間や建築構造の基礎を学習し、その現状とバリアフリーの視点における課題を理解します。
さまざまな障害に対応した福祉住環境の知識の習得を目指します（対象とする障害は、脳血管障害、脊髄損傷、関節リウマチ、パーキンソン、脳性まひ、認知症など）。
住居内での事故防止や災害時の安全について住環境の視点から考えます。

授業のながれ

住まいの基礎知識（福祉住環境を実現するために、現在の住まいの持つ問題点を考えます。）
住まいとユニバーサルデザイン（1）（ユニバーサルデザインの考え方を学びます。）
住まいとユニバーサルデザイン（2）（ユニバーサルデザインを用いた住まいづくりについて学びます。）
住まいとユニバーサルデザイン（3）（ユニバーサルデザインを用いた住まいづくりについて学びます。）
障害に対応した福祉住環境（1）（脳血管障害を考慮した福祉住環境について学びます。）
障害に対応した福祉住環境（2）（脊髄損傷を考慮した福祉住環境について学びます。）
障害に対応した福祉住環境（3）（関節リウマチを考慮した福祉住環境について学びます。）
障害に対応した福祉住環境（4）（パーキンソンを考慮した福祉住環境について学びます。）
障害に対応した福祉住環境（5）（脳性まひを考慮した福祉住環境について学びます。）
障害に対応した福祉住環境（6）（認知症を考慮した福祉住環境について学びます。）
建築空間の事故防止（1）
建築空間の事故防止（2）
日本の住宅建築について
建築空間とユニバーサルデザイン
建築空間の災害時の安全

準備学習の内容・学ぶ上での注意

講義に出席しない学生、真面目に講義に臨まない学生には単位取得が非常に困難な科目です。
真面目に参加できる学生・福祉住環境に興味のある学生の参加を希望します。

本科目の関連科目

健康科学部「福祉住環境」は本科目との類似科目であるので、受講する場合はいずれか一方とすること。

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

％
30％
％
70％
％

定期試験とレポート等課題（適時出題）により評価します。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）