科目名 産業カウンセリング論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 山口 智子

テーマ
個人のキャリア発達と職場におけるメンタルヘルス向上を支援する

科目のねらい
<キーワード>
産業カウンセリング  キャリア発達
ストレス  メンタルヘルス

<内容の要約>
近年、 仕事にストレスを感じる労働者が増加し、 過労によるうつ病や過労死が問題となっている。 このような社会情勢の変化に対して、 労働省は 2000 年に 「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」 を策定しており、 産業界では心理臨床・カウンセリングに対するニーズは高まっている。 講義では、産業カウンセリングに必要な働く人々のキャリア発達やストレス、ストレス疾患、支援の実際を学ぶ。

<学習目標>
従業員のキャリア発達やストレス、ストレス疾患に関する知識を身につけることができる。
産業カウンセリングで用いられている心理療法などを学ぶことができる。
大学卒業後の働くことをイメージできるようになり、就労時、メンタルヘルスの知識を活用し、ストレス対処ができる。

授業のながれ
1. 産業カウンセリングとは
2. 産業カウンセリングの歴史
3. 産業カウンセリングの実際
4. キャリア発達に関する理論T
5. キャリア発達に関する理論U
6. ストレスに関する理論T
7. ストレスに関する理論U
8. キャリア発達とストレス疾患
9. 心の健康対策
10. 危機介入・休職・復職をめぐる問題
11. 産業カウンセリングの技法T
12. 産業カウンセリングの技法U
13. 事例紹介
14. まとめ
15. 試 験

準備学習の内容・学ぶ上での注意
産業界の状況、 メンタルヘルスなどについて、 新聞などを読んで理解しておくこと。 将来、 企業への就職を考えている人は履修してほしい。また、 産業カウンセラー資格に関心をもっている人は履修してほしい。ただし、2009年度から受験資格要件が厳しくなり、この科目履修だけでは受験資格にはなりません(初回の講義で説明する予定です)。

本科目の関連科目
「発達心理学」 「臨床心理学」 「心理学」を履修していることが望ましい。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
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80%
20%
成績は定期試験を重視します。試験はテキストや配布資料などの持ち込みは可能です。試験内容は産業カウンセリングについて基礎知識の理解、興味関心をもったこと、事例理解を問うものです。その他は講義時のミニレポートや発言などの平常点です。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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