科目名 | 現代文化論 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 後期開講 | 江坂 哲也 |
テーマ |
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現代社会とそこから生まれる文化の特殊性を具体的な作品を見ながら扱う。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 共同体と個人 社会と個人 社会と家族 個人・実存の不安 <内容の要約> 社会と文化の関係を考える。自然の中の人間とその社会どうとらえるかを考える。人間の内にあるこ面性・二重構造を考える。 <学習目標> あなた自身を分析する契機とできる。 社会と個人の関係の現代的特殊性が理解できる。 色々な分野を学ばなければと気づくことができる。 |
授業のながれ |
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個人の自立を目指した啓蒙主義とゲーテ 彼の『ファウスト』に見られるこ面性と普遍的人間 自然の中の人間を『楢山節考』で考える。 その映画を見る。 現代の自然と人間の関係(地球上の人口爆発とCO2排出) 現代の人間の不安をカフカの『変身』で考える。 社会と個人の対立と個人の中の社会。 管理社会と個人の卑小化、専門的歯車化する人間 松本清張の『砂の器』が訴えるものは? 野村監督によるその映画鑑賞でその映像化による主題 『オペラ座の怪人』 (推理小説)からの歴史 その12本の映画化での変遷(親子関係と三角関係の愛) その映画鑑賞。社会での自己実現と愛・結婚の問題 その続き。(芸術と人間の問題を考える) 90分間の筆記試験。 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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講義内容の理解を深めるため、ゲーテの『ファウスト』、カフカの『変身』、松本清張の『砂の器』はぜひ読んで欲しい。 |
本科目の関連科目 |
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「現代基礎教養」「比較文化論」「社会学」「哲学」 |
成績評価の方法 |
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授業の中で簡単な感想とか考えたことを書いてもらう(出席確認も兼ねる)。 最終試験では推奨した作品の読了と授業をどれだけ主体的に受けたかを試験する。 後者に重点を置いて評価する。 |
テキスト |
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□テキストを使用する □レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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