科目名 心理学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 長谷川 国大

テーマ
心理学の基礎的な内容を学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
外界の情報を心の中に取り入れる(感覚知覚心理学)  学習のしくみと心のケア (学習心理学、臨床心理学)
心の発達と発達障がい (発達心理学)  複雑な心の働きとその生理基盤 (認知心理学、神経生理心理学)
生活の中の心理学 (社会心理学、行動経済学、教育心理学 など)

<内容の要約>
心理学の基礎的知識を学びます。ただ心理学の研究領域は多岐にわたっており、これらを網羅するのはとても大変なことです。そこで本講義ではかんたんな実験やデモンストレーションを通して、実際に体験しながら少しずつ学んでいきます。心を科学的に扱う方法論に直接触れ、時に批判的に考え議論することで、心に対する理解を深めます。

<学習目標>
心理学全般についての基礎的な知識を身につける。
実験や議論に積極的に参加し、能動的に学ぶ。
従来の知見に対しても、時に批判的な態度で接する。

授業のながれ
ガイダンス/心理学史
感覚知覚心理学 T (視覚系と錯視)
感覚知覚心理学 U (色彩心理学)
学習心理学
臨床心理学
発達心理学 T (心の発達)
発達心理学 U (発達障がい)
認知心理学 I (記憶)
認知心理学 II (注意)
神経心理学
生理心理学
社会心理学
応用心理学 I (行動経済学、犯罪心理学など)
応用心理学 II (教育心理学、交通心理学など)
総括

準備学習の内容・学ぶ上での注意
講義を受けるにあたって注意してもらいたいのは以下の3点です。
 
1)一般的な「心理学」に対するイメージは、実際の心理学と全く異なるものです。
多くの人にとって、この講義は期待を裏切るものになるでしょう。
テレビや雑誌から得た知識は一度捨て、全く未知の学問を学ぶのだという姿勢で受講して下さい。
 
2)とにかく講義に出席し、実験やデモンストレーションに積極的に参加して下さい。
心理学は誰もが少しは心当たりのあるような、心の共通部分を探る営みです。
つまり講義の内容は既に、多くの人にとって経験済みであることがほとんどなわけです。
でも知識がなければ、これらの経験から心の要素に気が付くことは難しいでしょう。
実験やデモは今まで気にも止めなかった心の要素に気が付くためのきっかけとなると思います。
 
3)講義が終わったら、その内容を頭の片隅に置いたまま、次週まで生活してみて下さい。
今まで何でもなかった、自身や他人の行動を見てニヤリとすることがあるでしょう。
そこで気付いたこと感じたことを、今後の自主学習に活かしていって下さい。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
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70%
30%
毎回の小レポートと期末試験で評価します。期末試験は web 試験形式での実施を予定しています。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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