精神医学Ⅱ

科目名	精神医学Ⅱ

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	3	後期開講	安東　一郎

テーマ

主要な精神疾患について、基礎的知識を学び、治療の実際を理解する

科目のねらい

＜キーワード＞
精神疾患　　精神科治療
臨床精神医学

＜内容の要約＞
精神医学で扱う主要な疾患の概念、原因、症状、経過、治療、予後について、その概要を学習する。
現代の精神医学は、多くの関連領域をもつ学際的な臨床科学である。
また、脳科学の進歩により、精神医学的な知見は急速に増えている。
理解しやすい内容にするために、適宜、ビデオ等を用いて、具体的な症例を紹介していきたい。

＜学習目標＞
主要な精神疾患について、正確な知識を身につける。
薬物療法や精神療法、リハビリテーション等の包括的アプローチを行うことを理解する。
身体疾患における精神的側面や、広く心の健康までも扱うことを理解する

授業のながれ

神経症、不安障害(1)　総論
神経症、不安障害(2)　パニック障害
神経症、不安障害(3)　強迫性障害など
神経症、不安障害(4)　身体表現性障害、解離性障害
気分障害(1)　　総論、うつ病
気分障害(2)　　うつ病
気分障害(3)　　双極性障害、現代型うつ病
ﾘｴｿﾞﾝ精神医学、一般身体疾患による精神障害
認知症とその他の器質性精神障害
物質関連障害　アルコール依存症、その他の薬物依存
児童精神医学(1)　LD、ADHD
児童精神医学(2)　自閉症スペクトラム
パーソナリティ障害
摂食障害
補足、まとめ（質疑応答）

準備学習の内容・学ぶ上での注意

精神医学ⅠとⅡは連続しており、両方を受講して、精神疾患の全体を把握することができる。講義が双方向的になるよう質疑応答の機会を作りたい。また、出席カードを利用して質問してもらってもよい。授業と並行して、各自で推薦図書を１冊通読するといった積極的な学習姿勢を期待する。なお、授業中の私語は、学習の妨げになるため、慎んでほしい。どうしても我慢できない人は講義室外の適当な場所で、友人との会話に専念されたし。

本科目の関連科目

「精神保健学」　「精神科リハビリテーション学」

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

0％
0％
0％
90％
10％

その他は、出席点など。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）