科目名 教育制度論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 川口 洋誉

テーマ
現代日本における教育制度の理念と法的構造―教育基本法を中心に―

科目のねらい
<キーワード>
教育基本法  教育を受ける権利
学校制度  教育行政

<内容の要約>
この講義は、現代日本における教育制度の法的な理念と構造について講義する。特に2006年12月に改正された教育基本法に焦点を当ててそれを概説し、教育制度の基本原則とその仕組みを理解することをねらいとする。

<学習目標>
日本国憲法・教育基本法を中心にした教育制度体系を総体的に理解し、教育を受けることを権利として捉えることができる。
現代学校制度の理念・法的構造およびその成立過程を理解できる。
現代教員制度の理念・法的構造を理解できる。
現代教育行政制度の理念・法的構造を理解できる。

授業のながれ
ガイダンス―「教育制度論」の授業を始めるにあたって―
『教育小六法』の利用方法
現代公教育の原則とその成立過程
旧教育基本法と新教育基本法
教育基本法の基本原理 (1)教育の目的、目標、生涯学習の理念、教育の機会均等
教育基本法の基本原理 (2)教育行政・教育振興基本計画
教育基本法の基本原理 (3)義務教育・学校教育
教育基本法の基本原理 (4)下位法における学校制度規定
教育基本法の基本原理 (5)教員
教育基本法の基本原理 (6)下位法における教員制度規定
教育基本法の基本原理 (7)学校経営の制度
教育基本法の基本原理 (8)家庭教育・社会教育ほか
教育制度をめぐる現代的課題 (1)「国を愛する態度」育成と愛国心教育(映像資料)
教育制度をめぐる現代的課題 (2)学校教育における日の丸・君が代
教育制度をめぐる現代的課題 (3)『歌わせたい男たち』

準備学習の内容・学ぶ上での注意
1回目の講義において使用方法を解説しますので、講義開始前までに『教育小六法』を必ず準備してください。

本科目の関連科目
日本国憲法

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
30%
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70%
0%
全講義終了後に実施する筆記試験を中心に、授業中のレポートを加味して、評価を付けます。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>市川須美子・浦野東洋一・小野田正利・窪田眞二・中嶋哲彦・成嶋隆編 <テキスト名>『教育小六法』(平成23年版) <出版社>学陽書房



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