科目名 スポーツと健康

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 小林 培男

テーマ
生涯にわたってスポーツを楽しむための基礎を身につける。

科目のねらい
<キーワード>
生涯スポーツ  生涯健康
障害者スポーツ指導者制度  初級スポーツ指導員
リハビリテーション

<内容の要約>
生涯スポーツが話題になってから久しい。多くの人が、小・中・高と体育を通じてスポーツにふれてきているが、実際にスポーツをする・観るにあたり、スポーツを総合的に理解しながら、自主的に、楽しんで取り組めるよう、指導されてきている人は少ないのではなかろうか。
本演習では、実際にスポーツを実践することを通して生涯にわたってスポーツに積極的に親しむ姿勢を養うと同時に、スポーツを文化現象として総合的にとらえることができるだけの教養を身につける。また、健康に関するトピックを取り上げ、健康に対する意識を高めることを目的とする。実技では、1年間2種目を取り上げる。また、障害者スポーツ指導員制度に定められた指導者のうち、初級スポーツ指導員程度の見識と力量を修得することを中心に授業を展開する。
○障害者スポーツ指導員制度とは 障害者の適性に応じた運動競技種目およびリハビリテーションとの関連性等についての研修を行うことにより、障害者スポーツの指導に習熟した指導員の育成を図ることをもって、障害者スポーツの振興に寄与することを目的とする制度。
○初級スポーツ指導員とは 主として身近な障害者を対象とする18歳以上の指導者で、高度な障害者のスポーツ技術の指導よりも、障害者の障害内容に基づいた活動上の健康や安全管理を重視し、スポーツの喜びや楽しさを理解させることを重点とする指導者。


<学習目標>
健康を維持・増進する手段としてスポーツを理解できる。
文化としてスポーツを理解できる。
仲間づくりの手段としてスポーツを理解できる。
障害者スポーツ指導員(初級)に求められる知識を身につけられる。
障害者スポーツを実践し、障害者スポーツに関する理解を深められる。

授業のながれ
クラス別ガイダンス(障害者スポーツ)(授業の流れの説明、班分け、諸注意)
障害者福祉論@(講義)
障害者福祉論A(講義)
アイマスクによる視覚障害体験とガイドヘルプ
ブラインド条件での歩行・走運動、ゴールボール
フロアーバレーボール
車椅子の理解と基本操作
車椅子バスケットボール@(ツインバスケも含む)
車椅子バスケットボールA
車椅子バスケットボールB
車椅子バスケットボールC
車椅子バスケットボールD
車椅子バスケットボールE
コーチング(レジスタンス・トレーニングの実際)
前期のまとめ、中間レポート作成
リハビリテーションと体育・スポーツ@(講義)
リハビリテーションと体育・スポーツA(講義)
車椅子テニス@
車椅子テニスA
車椅子テニスB
フライング・ディスク@(知的障害を中心に)
フライング・ディスクA
フライング・ディスクB
シィッテシング・バレーボール@
シィッテシング・バレーボールA
シィッテシング・バレーボールB
ソフト・バレーボール@
ソフト・バレーボールA
ソフト・バレーボールB
まとめ、終了レポート・理論レポート作成

準備学習の内容・学ぶ上での注意
服装、更衣、用具、他については、履修登録時に詳しく説明する。また、履修クラス決定後、担当者よりクラス別にガイダンスを行う。

本科目の関連科目
健康科学(1年次開講科目)、障害者スポーツ,加齢体力論(3年次開講科目)、バイオメカニクス(4年次開講科目)

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
0%
0%
0%
100%
10回以上欠席すると成績評価の資格を失うので注意すること。20回以上の出席参加者を対象に出席点、実技点、理論・レポート点で総合的に評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2011 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。