科目名 | 老人・障害者の心理U |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 阿部 順子 |
テーマ |
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心身に何らかの障害を受けたときに起こる人間の反応としての心理的側面を理解し、障害者の主体性を尊重しながら障害特性に応じてどのように援助していったらよいかを考える。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 障害と心理特性 心理的影響 障害受容 心理的援助 <内容の要約> 運動障害、感覚障害、内部障害、精神障害、知的障害、発達障害別にその概要と心理特性について理解する。次いで、人間の成長発達を押さえ、障害が及ぼす心理的影響を理解するためのキーとなる自己概念、ボディイメージ、フラストレーション、適応機制などについて学ぶ。心理的問題に関与する要因の中核となる障害受容について様々なとらえ方を紹介するとともに、障害をもつ人への心理的な援助方法について事例を交えながら紹介する。 <学習目標> 1.障害別の心理特性を理解した上でのかかわり方を身につける 2.障害が及ぼす心理的影響に留意したかかわり方を身につける 3.問題を変化させる援助ができる |
授業のながれ |
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障害者の心理を学ぶにあたって オリエンテーション、私の体験してきたこと 障害と心理特性:運動障害 障害と心理特性:感覚障害、内部障害 障害と心理特性:精神障害 障害と心理特性:知的障害、発達障害 人間の発達と障害:乳幼児期、児童期 人間の発達と障害:青年期、成人期、家族や仲間とのかかわり 障害のある人の心理:障害がおよぼす心理的影響 障害のある人の心理:心理的問題に関与する要因 障害のある人の心理:適応機制、障害の認識、バリア 障害のある人の心理:障害の受容 障害のある人への心の援助:障害のある人への出会いと援助、問題行動 障害のある人への心の援助:カウンセリング 障害のある人への心の援助:自立と社会参加への援助 高次脳機能障害者への生活支援の実際、まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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教員の経験を交えてできるだけ具体的かつイメージがわくように講義を進めていくつもりであるが、分からないことがあればリアクションペーパーを用いて積極的に質問をしてほしい。 講義を静かに聴く、遅刻しないなどの常識的な行動は守ってもらいたい。 |
本科目の関連科目 |
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老人の心理、発達心理、カウンセリング |
成績評価の方法 |
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講義の区切りごとにリアクションペーパーを提出し得点とする 定期試験(リアクションペーパーの得点を加味する) |
テキスト |
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■テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>仲村正巳・林俊和・白石雅一 編 <テキスト名>改訂 新・障害者の心理 障害をもつ人の心の理解とケア 2006年発行 <出版社>みらい |
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