科目名 | 外国史特講 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 後期開講 | 望月 秀人 |
テーマ |
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テーマごとに歴史を考える |
科目のねらい |
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<キーワード> 過去と現在の社会の比較による現在の社会の理解 現在の社会の成り立ちの理解 異なる社会についての想像力の涵養 主として西洋史関連の知識の習得 <内容の要約> 歴史学は本来単なる事実の暗記ではなく、過去と現在の社会の比較によって、あるいは過去と現在のつながりを知ることによって、現在社会をよりよく理解し、今後の社会について構想することを目標とする。したがって本講義では、西洋史を中心として、あえて歴史を時系列ではなく、私たちの社会を考える上で重要なテーマ別に考察する。 <学習目標> 過去と現在との社会の違いを理解できる。 現在の社会がいかなる歴史的な経緯を経て成立したかを理解できる。 現在の私たちの社会のあり方を相対化して考えることができる。 |
授業のながれ |
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ガイダンス:評価基準、歴史を学ぶ意義 工業化:資本主義社会の成立 工業化:国際的分業の変化 近代国家:中世の国との違い 近代国家:国民主権の意味 世俗化:近代科学と宗教 世俗化:宗教は消滅するのか? 国際平和:戦争と国際法の発展 国際平和:集団的安全保障の行方 家族:家族の機能分化 家族:個人主義の行方 食文化:豊かな社会の成立 食文化:豊かな社会の病理 まとめ:歴史学とは何か まとめ:歴史教育のあり方 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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教職向け科目である以上、いずれかの出版社の世界史の教科書や資料集を持つこと。本講でも学生の発表の時間を設ける予定である。また、普段から新聞等に目を通し、社会的に議論になっている事柄について、基礎的な知識をつけておくことが望ましい。その上で、なぜそうした事件が起こるのか、その原因について自分なりに考える癖がついているとよい。講義には遅刻や欠席をせず、まじめに受講すること。質問等は歓迎します。 |
本科目の関連科目 |
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他の教職科目 |
成績評価の方法 |
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通常の講義で質問等を振り、共に歴史について考える作業を行うため、その受講態度をまず重視する。その上で、学生に時期を見て報告等をさせる。 |
テキスト |
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□テキストを使用する □レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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