科目名 | 法律学 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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4 | 2 | 前期開講 | 岩田 公雄 |
テーマ |
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法的な考え方を学ぶ。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 法的考え方(リーガル・マインド) 法的三段論法 法の解釈・事実の認定・判決 <内容の要約> 「法律?」ときくと,「難しい」とか「知らないと損をする」という答えが,しばしばかえってくる。なるほど少しばかり法律を知らないために,困ってしまうこともあるかもしれない。そこで,そうならないように,この講義では,市民生活上たびたび発生する紛争が法律によって強制的に解決されうることを通して,日本の法体系と法的な考え方を学ぶ。 <学習目標> 法的考え方(リーガル・マインド)を理解する。 法的安定性と具体的妥当性を理解する。 法に事実をあてはめて法的判断を下すという法的三段論法を理解する。 法の解釈・事実の認定・判決という裁判の手続を理解する。 法的三段論法に必要な法規範を六法の中から探し出すことを理解する。 |
授業のながれ |
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講義のはじめに 法的三段論法 市民革命と法 法学学習の困難さ,「法」と「法律」 人の法・法律に対する見方,関わり方 人間生活・社会現象と法律の体系 法・法律の種々の局面 日本法の歩み 日本法の源,継受法と日本社会 法律の適用 法学 中間整理@ 「ソクラテス裁判」と法的考え方 「カルネアデスの板」と法的考え方 アリストテレスの「配分的正義と平均的正義」と法的考え方 シェイクスピア「ヴェニスの商人」と法的考え方 メイン「古代法」と法的考え方 トーマス・アキナス「神学大全」と法的考え方 サヴィニイ「立法と法学のための現時の使命」と法的考え方 イェーリング「権利のための闘争」と法的考え方 中間整理A 末弘厳太郎「嘘の効用」と法的考え方 末弘厳太郎「法律の学び方教え方」と法的考え方 末弘厳太郎「法学とは何か――特に入門者のために」と法的考え方 我妻栄「法律における理屈と人情」と法的考え方 中間整理B 近時の判例と法的考え方@ 近時の判例と法的考え方A 近時の判例と法的考え方B 講義のおわりに |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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授業を妨害する行為をすべて禁止する。 次回の講義案を読んで予習すること。 前回の講義案を読み返して復習すること。 |
本科目の関連科目 |
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と社会,法と人権,家族と法,民法,消費者と法,企業法,労働法,行政法 |
成績評価の方法 |
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テキスト |
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■テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>江頭憲治郎ほか(編) <テキスト名>『ポケット六法』(平成23年度版) <出版社>有斐閣 |
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