科目名 児童・家庭福祉論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 堀場 純矢

テーマ
児童養護問題の構造と対策

科目のねらい
<キーワード>
児童養護施設  子どもの貧困問題
労働問題  健康・生活問題

<内容の要約>
児童福祉について抽象的な理念だけではなく、実際に教員自身が児童養護施設や児童自立支援施設等の現場で経験した事件等も題材にしながら具体的に学ぶ。特に児童養護施設、少年非行、子ども虐待に焦点を当てて学ぶ。

<学習目標>
児童福祉の法律や歴史について、児童福祉施設が制度化された社会的な背景を中心に学ぶ。
児童福祉について抽象的な理念だけではなく、実際に教員自身が児童養護施設や児童自立支援施設等の現場で経験した事件等も題材にしながら具体的に学ぶ。

授業のながれ
オリエンテーション
世界の子どもと福祉〜洋画をとおして考える〜
子どもの権利条約の歴史と現状
児童福祉の歴史@〜戦後から高度経済成長期〜
児童福祉の歴史A〜低成長期からバブル崩壊後の不況期〜
児童福祉の歴史B〜市場原理強化・構造改革期から現在まで〜
ゲスト講義〜児童養護施設生活経験者〜
子どもと貧困と生活保護,就学援助〜子育て世帯の最低生活保障を考える〜
子どもと親の「健康・生活問題」とは何か?〜児童養護施設の実態調査をもとにした個別作業〜
子どもの非行問題〜児童自立支援施設の事件から考える〜
少年非行と司法福祉〜家裁,少年院の実態から考える〜
乳児院と里親制度〜赤ちゃんポスト問題から〜
ゲスト講義〜里親、または児童養護施設職員〜
児童養護施設における施設内虐待〜千葉・恩寵園事件から〜
施設内虐待の予防と対策 

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
・講義に関係のない私語、携帯は厳禁。
全国児童養護問題研究会『児童養護と青年期の自立支援』(ミネルヴァ書房)を課題レポート図書として指定します。

本科目の関連科目
司法福祉論

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
10%
0%
90%
0%
試験と課題レポートによる。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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