現代医療論

科目名	現代医療論

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	3	後期開講	加藤孝夫

テーマ

わが国の医療保障の現状と課題－公的医療費抑制を超えて－

科目のねらい

＜キーワード＞
医療保障　　主体
患者　　医療者
協力・共同、　改革

＜内容の要約＞
「授業の流れ」に示した通り。

＜学習目標＞
１．わが国の医療保障の現状と課題。
２．政府・厚労省の医療「改革」の現状と問題点。
３．患者・国民の立場に立った医療改革の現状と課題。
４．広義の社会福祉専門職（医療ソーシャルワーカーや医療事務職を含む）として働く上で不可欠な、現代医療（医療保障・医療提供制度）の基本的知識と「医療を見る目」ただし、「総論専科」に陥るのを避け、各制度の運用の実際や最新の政策動向等「細部」の事実に留意します。

授業のながれ

第１回：オリエンテーションと「わが国の戦後医療・保健政策小史」
第２回：人口構造と疾病構造
第３回：医療提供制度－（1）医療関係者
第４回：医療提供制度－（2）医療施設
第５回：医療提供制度－（2）医療施設（続き）
第６回：医療保障制度（1）医療保険制度　　　　　　　　　　　※第 1 回小テスト（講義の最初10分間。以下同じ。）
第７回：医療保障制度（1）医療保険制度（続き）　
第８回：医療保障制度（2）後期高齢者医療j制度と公費負担医療制度等
第９回：医療保障制度（3）医療給付方式と診療報酬制度　　※第 2 回小テスト
第10回：国民医療費　　　　　　　　　　　　　　
第11回：保健医療対策の現状
第12回：特別講義　① ゲスト講義も含め、後日、内容を追加　　※課題読書・レポート提出
第13回：特別講義　②　同上　　　　　　　　　　　　　　　　　　※第 3 回小テスト
第14回：特別講義　 ③同上
第15回：まとめ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（※以上の内容、順序は、ビデオ上映も予定しており、多少、変更することがある。）

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

　本講義は、社会福祉士国家試験の「社会保障」・「保健医療サービス」等の関連問題に「対応」するようにしています。
講義の「内容」面では、現行制度・政策の必要な批判と補足もします。しかし「試験対策」のみを狙いとした講義ではありません。受身でなく、学生の皆さんもどんどん講義に「積極的に参加」をして下さい。
　1.『国民衛生の動向　2010』（厚生統計協会）必ず購入すること。　　　2．「現代医療論」講義レジメ・資料は、講義の折配布する。　

本科目の関連科目

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

10％
10％
0％
80％
0％

（1）本試験 80 点（10問）。（2）小テスト 10 点（毎回 5 問）。 2 回受験 5 点、 3 回受験 10 点。（3）レポート提出 10 点。　本試験・小テストは予め公開した「120 のポイント」＝問題のプールから出題。

テキスト

■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）

＜著者＞厚生統計協会編集　＜テキスト名＞『　国民衛生の動向　2010　』　＜出版社＞厚生統計協会