科目名 | 保育実習T−1 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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0 | 3 | 後期開講 | 亀谷 和史 |
テーマ |
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保育所(園)実習とその事前事後指導――保育実践力の獲得 |
科目のねらい |
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<キーワード> 「保育実践力」 @対象(子ども)理解 Aコミュニケーション・スキルと自己表現力、 Bクラス担当保育士としての保育内容・方法の構想・企画と実際の保育活動 C社会人(大人)としての生活実務力と社会的態度、をすべて総合したものです。 <内容の要約> 「保育実習T−1」(保育所実習・事前事後指導1単位)は、2年生の2月に2週間行う保育所(園)実習に向けた事前事後指導です。クラス制の授業で、後期の総合演習Uのクラスと連動させて、隔週ぺースで、7回以上の授業を行います。 授業では、保育士としての「保育実践力」の獲得をめざします。「保育実践力」とは、@対象(子ども)理解、Aコミュニケーション・スキルと自己表現力、Bクラス担当保育士としての保育内容・方法の構想・企画と実際の保育活動、C社会人(大人)としての生活実務力と社会的態度、をすべて総合したものです。@は、年齢別の子どもの心身の発達の専門的理解ということです。Aは、@の子ども理解をもとに、実際に子ども(たち)の発達を促すうえでどのように関わっていけばよいのか、その方法・内容を具体的に習得することです。それは、自己の表現力をより豊かにしていくこととも深く関わっています。Bは、「保育実践力」のメインの内容で、@とAを前提に、保育内容の教材研究、主活動・責任実習での日案の作成(=企画力)と実行力、その自己評価と今後の課題検討等の事柄です。Cは、食事の準備や片付け、掃除の仕方など、主に日常生活を営むうえでの基本的生活の行動力です。 これらの各内容は、すでに他の講義・演習で専門的に学んでいっていますが、この授業では、それらを「統合」して自分のものにしていくと同時に、現場実習で対応できるように実際的具体的に学んでいきます。授業では、以下の内容を、ビデオを見たり、実際にグループで模擬保育を行ったりして、「保育実践力」を習得していきます。 <学習目標> 「統合」して自分のものにしていくと同時に、現場実習で対応できるように実際的具体的に学んでいきます。 ビデオを見たり、実際にグループで模擬保育を行ったりして、「保育実践力」を習得していきます。 |
授業のながれ |
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1、保育所実習で学ぶこと 2、実習の種類とステップを踏んだ学習目標 3、子どもの活動・発達を観察することの意義 4、コミュニケーション・スキルと自己表現力の獲得 5、保育活動の実際@――部分参加実習での取り組み ・絵本・紙芝居の研究と読み聞かせの実際、 ・手あそび・歌あそび、人形あそびの研究と実際、 6、保育活動の実際A――責任実習での取り組み ・製作活動など、様々な遊びの実際 7、責任実習に向けて ・保育内容の企画・構想と日案の作成 ・指導計画の作成・書き方 8、保育所(園)での子育て支援・子育て相談と保育士の職務 * * |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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保育所実習は、学外での初めての現場実習になります。保育士の「見習い」として、社会人(職業人)に準じたパブリックな行動様式とモラルが求められます。したがって、授業の欠席は原則として認められません。心して授業に毎回出席してください。 |
本科目の関連科目 |
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成績評価の方法 |
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隔週の授業の評価(実技・日案の作成レポート等)と、2月の2週間の実習園での評価とをあわせて、総合的に評価を行います。 |
テキスト |
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□テキストを使用する □レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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