科目名 家庭科研究

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 加藤 慧子

テーマ
小学校学習指導要領に示される家庭科の教科目標に基づき家庭生活から出発し、家庭生活へと戻っていく家庭科の特色を踏まえ、衣食住について基礎的な内容を学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
衣食住  家庭生活から発信
家庭生活へ発展  実践的な態度の育成

<内容の要約>
家庭科は衣食住に関する実践的・体験的な活動を通して、日常生活に必要な基礎的・基本的な知識及び技能を身に付けるとともに、家庭生活を大切にする心情をはぐくみ、家族の一員として生活をよりよくしようとする実践的な態度を身に付ける教科である。「家庭生活と家族」「日常の食事と調理の基礎」「快適な衣服と住まい」「身近な消費生活と環境」についての解説・紹介を行い、実践的な技能・態度を身に付けるとともに、家庭科教育の大切さを理解させる。

<学習目標>
小学校家庭科の授業内容を理解することができる。
衣食住に関する基礎的な技能を知り、身に付けることができる。
地球環境に配慮した賢い消費生活を理解し、実践にとができる。

授業のながれ
ガイダンス ー年間の授業内容と進め方ー 家庭科とは何を教える教科かウェビングを手法として話し合う。
家庭科教育の歴史 ー昭和22年から10年ごとに出ている指導要領の内容を比較検討していくー
小学校家庭科の年間計画の流れと家庭科教育の工夫 ー学習環境・学習形態・指導体制はどのようにしたらよいかー
家庭生活と家族 ー家庭生活における家族の関わりー (見つめよう家庭生活・家族との触れ合いを楽しもう)
家庭生活と家族 ー家庭生活における自分の役割ー (住まい・衣生活に関心をもとう・裁縫の基礎を身につけよう)
日常の食事のとり方 ー栄養と食事の役割ー (バランスのよい食事とは?)
調理の基礎と技能 ー調理はなぜ必要?今なぜ食育に注目が?ー (野菜をゆでてみよう。どう変わるか調べてみよう)
調理の基礎と技能 ー調理の技能と安全・衛生面への配慮ー (一人一品105分でできる調理に挑戦)
快適な衣服と住まい ー衣服の働きと手入れ・居心地のよい住まい方ー (布の特性を知ろう・自分たちが着ている衣服のタグを調べよう)
快適な衣服 ー衣生活における物づくりの基礎1ー (ミシンと手縫いの基礎を身につけよう)
快適な衣服 ー衣生活における物作りの基礎2ー (ミシンと手縫いでランチボックス作りに挑戦)
快適な衣服 ー衣生活における物作りの基礎2ー (前時からの続きを実施、ミシンと手縫いでランチボックス作りに挑戦)
身近な消費者と生活 ー物の選び方と買い方・あなたの買い物スタイルは?消費者トラブルとは?ー
身近な消費者と生活 ー環境に配慮した生活とは?商品に着いているマークや表示は?地産地消って何?ー
指導計画の作成と評価・評定 ー指導計画上の配慮事項とは・家庭との連携・評価評定ー

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
・私語厳禁
・事前に次の授業について話をし、プリント等を用意するので準備等を忘れないこと。
・飲食・携帯電話・他学生への迷惑行為禁止
・出席日数・受講態度重視

本科目の関連科目
小学校課程のすべての教科が関連している。特に生活科・保健体育・特別活動・道徳教育は家庭科とが関連強いといえる。


成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

30%

50%
20%
毎時間授業の最後に書いてもらう小レポートを大切にしたいと思っている。その授業で一人一人の学生が何を学びとった、何を考えたかが分かるレポートを書いてほしい。
定期試験は試験問題と小論文とする。
受講態度や作品提出も重視したいと考えている。 

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>文部科学省 <テキスト名>小学校学習指導要領解説 「家庭編」 <出版社>東洋館出版



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