科目名 建築設計演習基礎

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 田中 賢

テーマ
建築設計を行うための基礎能力をスタディルームの設計を通して習得する。

科目のねらい
<キーワード>
建築設計製図  スタディルーム

<内容の要約>
一戸建ての住宅の敷地内に建つスタディルームを題材とし、各自で情報を収集しコンセプトを練り上げ個性溢れる建築設計製図を行う。ここでは敷地の使い方(エクステリア計画)についても学習する。

<学習目標>
建築設計演習を通してゾーニング・エスキス・プランニングを段階的に学習する。
自分のアイディアで、スタディルームという小空間を設計提案することで、図面一式を仕上げる能力を身に付ける。

授業のながれ
課題説明及びスタディルームの事例紹介。家族構成・居住地及び敷地概要説明。アプローチの考え方の説明。
敷地図の作図。コンセプト検討。
スタディルームのコンセプト発表及び作図に必要な資料の検討。
寸法線の説明。屋外の建築図面の作成 ― 配置図の作成(1)。
屋外の建築図面の作成  その1― 配置図の作成(2)。
屋外の建築図面の作成  その2― アプローチや植栽計画まで含めた外構計画について。
屋外の建築図面の作成  その1― 立面図の作成(2面)。立面図の考え方。窓の取り方について。
屋外の建築図面の作成  その2― 立面図の作成(2面)。ファサードから考えた外構計画について。
屋内の建築図面の作成  その1― 平面図の作成(1)。モジュールや壁厚について。
屋内の建築図面の作成  その2― 平面図の作成(1)。建具や窓・設備機器など各種建築部位の正確な図面表記について。
屋内の建築図面の作成  その1― 平面図の作成(2)。建築図面に家具を描き込む。
屋内の建築図面の作成  その2― 平面図の作成(2)。建築図面に寸法線などを落とし込んでいく。寸法線の意味を考える。
屋内の建築図面の作成  その1― 展開図の作成(2面)。この小空間で特にアピールしたい面を意識して作図する。
屋内の建築図面の作成  その2― 展開図の作成(2面)。この小空間で特にアピールしたい面を意識して作図する。その2
コンセプト・タイトルなどを描き込み図面一式をていねいに仕上げる。
作品発表会 ― 各自の作品のプレゼンテーション及び意見交換会。

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
本設計演習は2時限連続科目である。8回の演習で図面を仕上げるため、欠席をすると演習についてこれなくなるので注意すること。また、資料収集作業・製図作業に相当時間を費やす必要がある。

本科目の関連科目
建築設計演習応用

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
70%
0%
0%
0%
30%
8回の演習科目のため、欠席は厳禁である。
講義中は、各自の活発な意見交換や発言を求めるので参加姿勢なども評価に加える。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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