科目名 都市経済学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 3 前期開講 遠藤 秀紀

テーマ
ライフスタイルと都市

科目のねらい
<キーワード>
都市化と都市圏  経済活動と距離
土地・住宅市場  高齢化と都市

<内容の要約>
皆さんは 「N 市まで遊びに行こう!」 と友達を誘ったりすることはありませんか? そんなに N 市は普段住んでいる M 町より魅力のあるところなのでしょうか? 魅力がある (あるいは、 住んでいるところと違いがある) とすれば、 その違いは 「なぜ」 生じたのでしょうか? この講義では 「都市 (大雑把に言えば 「都会」)」 の持つ魅力とさまざまな問題がどのようなプロセスを経て生じたのか、 を中心に、 経済理論 (ミクロ経済学・マクロ経済学) の知識を応用してお話しします。

<学習目標>
(1) 都市での経済活動の仕組みを理解する。
(2) 都市と郊外のつながりがどのように説明されるか、 理解する。
(3) 土地・住宅市場の基礎と現行の制度等を理解する。
(4) 高齢化社会と都市について、 経済学的な枠組みから考察する力をつける。

授業のながれ
(1) イントロダクション
(2) 経済の成長と都市の発展 (経済学と都市)
(3) 経済の成長と都市の発展 (「市 (City)」 と 「都市 (Urban)」)
(4) 経済の成長と都市の発展 (都市化と都市圏の形成(1))
(5) 経済の成長と都市の発展 (都市化と都市圏の形成(2))
(6) 都市化と都市政策 (都市はなぜ存在するのか(1))
(7) 都市化と都市政策 (都市はなぜ存在するのか(2))
(8) 都市化と都市政策 (都市圏の階層構造)
(9) 都市化と都市政策 (都市政策の基礎)
(10) 地価と地代 (土地の役割)
(11) 地価と地代 (土地に関する近年の動向)
(12) 地価と地代 (地価の基礎概念(1))
(13) 地価と地代 (地価の基礎概念(2))
(14) 地価と地代 (地代の基礎概念(1))
(15) 地価と地代 (地代の基礎概念(2))
(16) 地価と地代 (土地利用パターンの形成)
(17) ゲスト講義 (予定)
(18) 住宅市場と住宅政策 (住宅の特徴(1))
(19) 住宅市場と住宅政策 (住宅の特徴(2))
(20) 住宅市場と住宅政策 (住宅の資産価格と賃貸価格(1))
(21) 住宅市場と住宅政策 (住宅の資産価格と賃貸価格(2))
(22) 住宅市場と住宅政策 (住宅の需要と供給(1))
(23) 住宅市場と住宅政策 (住宅の需要と供給(2))
(24) 住宅市場と住宅政策 (住宅政策の経済学的意義)
(25) 住宅市場と住宅政策 (日本の住宅政策)
(26) 住宅市場と住宅政策 (土地・住宅に関連する税制)
(27) 高齢化社会と都市 (高齢化と都市交通)
(28) 高齢化社会と都市 (高齢化と住宅)
(29) 高齢化社会と都市 (高齢化と都市文化)
(30) まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
・少なくとも経済理論 I・II の内容は理解していること。 ・書いた本人が理解できないようなレポートを書かないこと。 ・参考図書として以下を提示する (ただし、 制度やデータは講義・配布資料などにより最新の状況を把握すること)。 山崎福寿・浅田義久 『都市経済学』、 日本評論社。   山田浩之編 『地域経済学入門』 有斐閣コンパクト。 【使用する数学】連立方程式、 式の展開と解の導出

本科目の関連科目
「経済理論T」 「経済理論U」 (少なくとも理解していること) 「ミクロ経済学」 「マクロ経済学」 「公共経済学」 「財政学」 「環境経済学」 など

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
50%
0%
50%
0%
レポートを実施する (時期および回数は事前に指示する)。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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