法と人権

科目名	法と人権

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	1	前期開講	藤枝　律子

テーマ

人権と私たちの暮らし

科目のねらい

＜キーワード＞
精神の自由　　経済活動の自由・財産権上の権利
社会権　　新しい人権
司法への市民参加

＜内容の要約＞
他人の権利や自由を平気で踏みにじり、大きな社会問題を派生させる例は少なくない。過去幾多の試練を経て創造された人権の種類や内容を理解し、それらを守り、侵害された人権を回復するための正しい判断基準と仕組について、裁判例を素材にして考察する。

＜学習目標＞
１．人権は、過去幾多の試練に堪え創造され、定着してきたことを認識する。
２．変容著しい現代社会を反映して、新しい人権が生み出されつつあることについて考察する。
３．現実の日常生活の中から、現代的人権保障の実効性について吟味する。
４．日本国憲法における人権保障について考察する。

授業のながれ

１．法とは何か？
２．近代市民憲法の諸原理
３．日本の憲法
４．幸福追求権と新しい人権
５．法の下の平等
６．人身の自由
７．死刑制度と人身の自由
８．内心の自由
９．表現の自由
10．経済活動の自由
11．財産権の不可侵とその制約
12．生存権
13．学問の自由と教育を受ける権利
14．司法と人権
15．裁判員制度

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

１．生命・身体の安全や人権侵害に関するニュースおよび社会現象に関心をもって新聞や雑誌を読むよう心がけること。２．短期間での講義なので、欠席しないこと。３.講義中の私語や、携帯電話・ゲーム機等の使用は禁止。

本科目の関連科目

「民法」「行政法」「企業法」「法律学」（いずれも経済学部開講科目）など

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

0％
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80％
20％

定期試験の成績（8 割）と平常点（2 割）で評価する。定期試験は、「論述問題」と「穴埋め問題」とに分けて（それぞれ複数題）、出題し、 0－80 点とする。平常点は、出席カードに「修得したこと」「認識を新たにしたこと」「理解できなかった事柄」「質問事項」等々を記述してもらい、 0－20 点とする。

テキスト

□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定（最初の授業で指示する）