科目名 日本の歴史

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 1 後期開講 松下 佐知子

テーマ
近代日本の形成と、国際関係を当時の法意識を通じて考える。また、人物史の可能性を探る。

科目のねらい
<キーワード>
大日本帝国憲法  国際法
法律顧問  国家学

<内容の要約>
日本が明治時代、目標として掲げた一つは日本が「文明国」となることであった。この「文明国」とは、どのようなものであったのかを、当時の法学者有賀長雄を通して考える。

<学習目標>
明治時代日本における国際的地位の把握
国家の誕生と学問との関係を知る
日本が一国史のみでは理解できないことを理解する
近現代史研究が現在どういう形で進められているかを理解する

授業のながれ
最近の日本近代史のテーマについて
日本近代史のテーマとしての個人史
明治時代とはどんな時代であったのか(1)
明治時代とはどんな時代であったのか(2)
明治時代とはどんな時代であったのか(3)
明治時代とはどんな時代であったのか(4)
明治時代とはどんな時代であったのか(5)
明治時代とはどんな時代であったのか(6)
大正初期はどんな時代であったのか(1)
大正初期はどんな時代であったのか(2)
明治の元勲とは
大日本帝国憲法の必要性
有賀長雄という存在(1)
有賀長雄という存在(2)
法学者有賀長雄の帝国憲法解釈(1)
法学者有賀長雄の帝国憲法解釈(2)
国家学という学問
外国人顧問の影響
日清戦争と国際法(1)
日清戦争と国際法(2)
日露戦争と国際法(1)
日露戦争と国際法(2)
日露戦後の日本(1)
日露戦後の日本(2)
国際法と日本赤十字社(1)
国際法と日本赤十字社(2)
辛亥革命と日本
中国人留学生
日本人法制顧問
憲法と文明について

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
この講義では、最新の日本近代史の成果をとりあげながら、それを自分の研究にどのように取り入れ、新しい成果を生み出していくかという研究方法を具体的な素材を使って講義を行います。よって、当然ながら教科書などとは違うことが出てきます。そのため、最低限日本近代史の通史を読んで置く必要があります。また、できる限り皆さんの意見を問いながら進めていきますので、授業のテーマの基礎的知識を予習する必要があります。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
30%
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30%
40%
課題・小テストは授業の様子を見ながら、必要に応じて行います。日本近代史の概論が終了したところで、近代史に関するレポートを出題します。なお、レポートですからそれを執筆するにあたっては、根拠を示して下さい。書籍の孫引きなどは減点の対象です。定期試験は、記述式です。事前に問題をお知らせします。それについて、調べて試験当日書いていただきます。ノートのみ持ち込み可です。授業態度も評価に加えます。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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