日本福祉大学社会福祉学部　2009年度科目概要（シラバス）　高齢者福祉論（保・夜）

科目名	高齢者福祉論

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
4	2	前期開講	伊藤　美智予

テーマ

高齢者福祉の現状と課題を理解する

科目のねらい

＜キーワード＞
高齢者の特徴　　高齢者と家族
援助技術　　高齢者福祉のあゆみ
介護サービス

＜内容の要約＞
本講義では、高齢者を支援するために必要とされる基本的な知識や方法、視点を「制度・政策」と「実践」の両面から獲得することを目指します。　具体的には、 ①現代社会における高齢者問題、 ②高齢者の特徴、 ③高齢者・家族への支援方法、 ④高齢者福祉のあゆみ、 ⑤高齢者に関わる制度・政策について多面的に学び、今後の高齢者福祉のあり方についてともに考えていきます。

＜学習目標＞
・現代社会での高齢者を取り巻く状況について説明できる
・高齢者の特徴を説明できる
・高齢者や家族への支援方法について考えることができる
・高齢者福祉の歴史的展開を説明できる
・高齢者に関わる制度・政策について説明できる

授業のながれ

＜前半－総論＋実践＞
１．オリエンテーション
２．現代社会と高齢者福祉
３．高齢者の身体的・心理的特徴
４．障害（1）
５．障害（2）
６．障害（3）
７．認知症（1）
８．認知症（2）
９．認知症（3）
10．終末期ケア
11．高齢者の社会・経済的特徴
12．高齢者と家族
13．元気な高齢者支援
14．援助技術－ケアマネジメント
15．高齢者福祉の組織と専門職
＜後半－歴史、制度・政策＞
１．高齢者福祉のトピック（ゲスト講師または担当教員）
２．高齢者福祉制度の歴史的展開（1）
３．高齢者福祉制度の歴史的展開（2）
４．老人福祉法、老人保健法、後期高齢者医療制度
５．介護保険法（1）
６．介護保険法（2）
７．介護サービスの実際（1）
８．介護サービスの実際（2）
９．介護サービスの実際（3）
10．介護サービスの質向上の取り組み（1）
11．介護サービスの質向上の取り組み（2）
12．関連法（1）－年金
13．関連法（2）－高齢者の権利擁護　14．まとめ①　15．まとめ② （＊順序等、変更する場合あり）

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

・高齢者を取り巻く環境、制度・政策は日々変化しています。日頃から新聞等を通じて、これらの情報を入手するよう心がけてください。・講義を双方向にするため、毎回コメントカードの提出を求めます。主要な質問、感想については、次回講義時にフィードバックします。

本科目の関連科目

「社会福祉方法原論」「介護福祉論」「ケアマネジメント論」「リハビリテーション医学」「社会保障論」など

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

0％
0％
0％
80％
20％

定期試験と出席状況（その他）で総合的に評価します。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）