科目名 子ども発達学入門

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 亀谷 和史

テーマ
子どもの発達支援と保育・教育実践を担うしごと

科目のねらい
<キーワード>
発達支援  保育・教育実践
キャリア形成  子どもの権利
リレー講義

<内容の要約>
21世紀になったにもかかわらず、複雑化する現代社会のなかで、新たな子どもの問題が発生しています。「子ども」と「発達」の専門性の視点から、保育・教育に関わる職業の専門的な連携がますます求められています。この講義は、子ども発達学科の学科専門教育への導入として、人間のライフステージを踏まえ、現代の「子ども」の「発達」理解と、それに関わる職業、そこでの保育・教育実践を様々な観点から深めていきます。今日、どんな場でどんな仕事が保育・教育職として行なわれているのか、その現状と課題、教育と福祉の連携の大切さをリレー講義によって学びます。そして、子どもの権利を実質的に豊かに保障する視点を深めていきます。

<学習目標>
@1年次の学科共通の入門的な専門科目として、これから学ぶ専門学習の領域の見通しを理解し、今後の学習への問題関心を形成していく。
A現代社会における「子ども発達」の課題を整理し、保育専修・初等教育専修に共通する総合的な視点(発達福祉、教育福祉等)を習得する。
B@、Aをとおして、進路・就職に向けてのキャリア形成をはかり、資格・免許取得の動機づけと目標を高める。

授業のながれ
第1回(4月7日):オリエンテーション――子ども発達学入門で学ぶこと(亀谷)      *
第2回(4月14日):子どもの権利と新しい発達観・教育観(亀谷)           *
第3回(4月21日):新入生セミナーを振り返る――講演・交流の感想(亀谷)      *
第4回(4月28日):現代社会と子ども(池谷)                     *
第5回(5月12日):格差社会と子ども(山本敏郎)                   *
第6回(5月19日):特別なニーズを持つ子どもと親を支える(近藤直子)        *
第7回(5月26日):虐待と子育て支援(山田)                      *
第8回(6月2日):保育所の役割と保育士の仕事 (勅使)
第9回(6月9日):幼稚園の役割と幼稚園教諭の仕事(塩野谷)
第10回(6月16日):小学校と役割と小学校教諭の仕事(小林信次)
第11回(6月23日):特別支援学校における教育の課題(大和田or伊勢田)         *
第12回(6月30日):保育士・教師を支援するコーディネーターの仕事(堀)         *
第13回(7月7日):子どもの健康と保健(石川達也)                 *
第14回(7月14日):少年犯罪の現状と課題(加藤 )                  *
第15回(7月22日):まとめ
(*は、心理臨床学科と共通テーマ)*なお、担当講師の教育研究・校務上の都合で若干、日程を変更する場合があります。

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
子ども発達学科の入門的専門科目で全員履修の扱いです。今後も学びの動機づけにもなるので、しっかりと出席しましょう。子ども発達学部所属の教員を中心に、リレー講義の形式で授業を進めます。自分の進路・職業への目標を定め、高めていくと同時に、関連分野の保育・教育専門職の理解を深めていきましょう。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
0%
0%
80%
20%
子ども発達学科の入門的専門科目 (全員履修) なので、 以下の基準で評価を出します。 @ 毎回、 ミニレポートを提出してもらいます。 これが出席点 20%になります。  A 毎回の講義のキーワードを中心にした学期末テスト (80 点満点) を行います。  B 以上を基本にして評価します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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