日本福祉大学

科目名	児童福祉論

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
4	4	後期開講	伊藤　龍仁

テーマ

今日の児童問題を体感しながら理解を深め、21世紀の児童福祉を展望しよう。

科目のねらい

＜キーワード＞
日本と世界の児童問題　　子ども虐待
ソーシャルワークの理念と価値　　社会的養護
児童養護施設

＜内容の要約＞
「児童福祉」を学ぶときに最も大切なことは、人間の生き方と理念、価値観を学ぶことである。本講義では、まず現実の児童問題をできるだけリアルに体感することからはじめたい。また、児童福祉の歴史、法制度、援助と実践の現状と課題に関する理解を深めつつ、援助者としての理念と価値観を育成し、児童福祉に関する基礎的な理論を身につけていく。

＜学習目標＞
今日の児童問題を体感的に理解できる
児童問題の本質を理解できる
児童福祉史の概観と、優れた先駆者たちの実践を知ることができる
児童養護問題と社会的養護の現状と課題を理解できる
援助者としての正しい理念と価値観を身につけることができる

授業のながれ

1　オリエンテーション
2　戦争・犯罪・貧困の中の子どもたち
3　子ども虐待（1）
4　子ども虐待（2）
5　児童養護問題（1）
6　児童養護問題（2）
7　年間自殺者３万人時代の子ども（1）
8　年間自殺者３万人時代の子ども（2）
9　子どもを取り巻く環境（1）
10 子どもを取り巻く環境（2）
11 児童福祉の歴史（1）
12 児童福祉の歴史（2）
13 児童福祉の歴史（3）
14 児童福祉の歴史（4）　課題レポート提出
15 児童福祉の歴史（5）
16 子どもの権利
17 児童福祉法（1）
18 児童福祉法（2）
19 ソーシャルワークの理念と価値
20 児童福祉を支える人々
21 児童福祉機関（1）
22 児童福祉機関（2）
23 児童福祉サービス（1）
24 児童福祉サービス（2）
25 社会的養護の現状と課題（1）
26 社会的養護の現状と課題（2）
27 児童養護施設の現状と課題（1）
28 児童養護施設の現状と課題（2）
29 期末試験
30 今後の児童福祉を展望して

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

子どもに関する問題に関心を持ち、ボランティア活動等で子どもと関わり、できるだけ実践現場に触れること。児童問題に関する課題レポートの提出義務あり。真剣に取り組んでもらいたい。

本科目の関連科目

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

0％
0％
30％
0％
50％

20％　出席・授業への参加姿勢

テキスト

■テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定（最初の授業で指示する）