科目名 福祉経営特別演習T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 戸枝 陽基

テーマ
「ふわり・むそうの思い」 をあなたとともに 〜誰もが住み慣れた地域で生きていくことを目指して〜 −ふわり・むそう寄付講座−

科目のねらい
<キーワード>
地域 (現場) のニーズを読み取る  マネージメント
参加型 (ワークショップ)  福祉経営を学ぶ

<内容の要約>
社会福祉法人むそうは、 半田市にある障害のある方のための生活支援団体です。 その活動は、  @ レスパイトサービス (障害のある方の自立およびご家族の負担を一時支援する一時的預かり)  A ホームヘルプ  B グループホーム (障害のある方が住み慣れた地域で暮らすことを支援する)  C 働く場所 (喫茶店・養鶏場・雑貨屋・ラーメン屋) などがあります。  誰もが (障害のある方も) 住み慣れた地域で大切な市民として暮していくための支援を行なっている団体です。 その現場のニーズを実際に経験するとともに、 これらのサービスがどのように成り立ち、 実際に 「福祉経営」 をしていくうえで、 何が大切なのかをこころと体で理解し、 身に付けることを目指します。

<学習目標>
・障害のある方が地域で生きている現場を体験することで、 教室の中だけでは感じることができない真のニーズを読み取る力をつける。
・介助が出来るだけでは、 これからの福祉現場では通用しない。 地域の資源開発や人や物・環境を含めたマネージメント能力の必要性を感じ、 今後の学生生活の過ごし方を考える。

授業のながれ
1. オリエンテーション (講義の流れ、 半期の目標、 課題の説明)
2. ふわり・むそうの想い (地域で暮らすということ、 ノーマライゼーションへの想い)
3. 福祉経営者の想い (福祉事業所の先進事例を学ぶ、 イメージを伝えることの大切さを学ぶ)
4. 利用者のニーズを読み取る 1 (利用者の声を聴く、 利用者の夢をかなえるプログラム)
5. 利用者のニーズを読み取る 2 (利用者の立場・視点に立って考える)
6. 利用者のニーズを読み取る 3 (利用者の立場・視点に立って考える・介助における基礎知識を含む)
7. 調査・マーケティング 1 (演習 外出支援を体験してみる 生活行為・移動行為の介助を含む)
8. 調査・マーケティング 2 (演習 働く場所を体験してみる)
9. 調査・マーケティング 3 (福祉事業者を取り巻く環境変化を考える)
10. 調査・マーケティング 4 (今、 地域で何が求められているかを考える)
11. 事業を立ち上げよう 1 (グループワーク、 事業を立ち上げる為に何が必要かを考える、 理念共有とは)
12. 事業を立ち上げよう 2 (グループワーク、 事業を立ち上げる為に何が必要かを考える、 事業の内部・外部環境を考える)
13. 事業を立ち上げよう 3 (グループワーク、 広報・宣伝とは何かを考える、 事業のパンフレットを作成する)
14. プレゼンテーション (グループワーク、 人に思いを伝えるための工夫を考える)
15. まとめ (講義の振り返り、 今後の学生生活を考える)

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
社会福祉法人むそうには、 障害者支援施設・喫茶店・養鶏場・グループホーム・生活支援センターなどのフィールドがあります。 講義の中で、 そのフィールドでの実習が 2 日設定されています。 その際は、 昼食代 400 円×2 日分と実習保険 (200 円程度) が必要です。

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
20%
40%
0%
0%
0%
毎回の講義での感想用紙と最後の授業に提出していただくレポートで評価します。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2008 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。

Nihon Fukushi University