科目名 福祉経営情報演習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 後藤 順久

テーマ
福祉・医療のための統計解析

科目のねらい
<キーワード>
データの視覚化  平均
標準偏差  回帰分析
検定

<内容の要約>
統計解析を学習するには、 理科系の学生であれば、 理論や数式を覚える必要がありますが、 文科系の学生であれば、 統計用語とその意味、 データの視覚化の技術を先に身につけたほうが実務に役立つケースが多いようです。 基本統計量を理解できず、 挫折してしまう学生がいますが、 そこで諦めないで最低、 回帰分析まで頑張りなさい。 分析することの面白さが理解できるはずです。 そこまでくれば、 因子分析、 主成分分析、 数量化分析の活用までは遠くないと信じます。 自動車の構造についてあまり知らなくても、 自動車の運転はできる。 運転ができるようになれば、 自動車の構造のことをもっと知りたいと思うでしょう。

<学習目標>
・統計学の実際の計算は、 Excel で解決
・基本統計量、 回帰分析、 T 検定を駆使できる能力

授業のながれ
1. 「これは楽しい」 (数量データの視覚化)
2. 「平均だけじゃないよ」 (基本統計量)
3. 「偏差値はそういうことだったんだ」 (基本統計量)
4. 「誰でもできる統計分析」 (統計処理方法の選択)
5. 「違いがわかる」 (2 つの平均の差の検定)
6. 「とてもビンカン」 (対応のある 2 つの平均の差の検定)
7. 「いつでも使える」 (ノンパラメトリック検定)
8. 「因果応報」 (回帰分析)
9. 「支離滅裂」 (回帰分析)
10. 「大切な要因はどれ」 (重回帰分析)
11. 「順位をつけよう」 (主成分分析)
12. 「アンケート調査の集計・分析」 (独立性の検定)
13−15. まとめ、 予備

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
「情報処理演習」 の履修が前提である。 明確なスケジュールに従って進行するので、 欠席すると理解が著しく困難となる。 従って遅刻・欠席の扱いは履修規定に沿って厳格に行うので注意すること。

本科目の関連科目
「情報処理演習」

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
80%
0%
0%
0%
20%
演習系科目であるが、 出席点のほかに、 小テストを行う。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>石村貞夫・高橋達央 <テキスト名>「マンガ統計手法入門」 <出版社>シーエムシー



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