日本福祉大学　福祉経営学部　2009年度科目概要（シラバス）　社会福祉援助技術演習 C907

科目名	社会福祉援助技術演習

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
4	3	通年開講	牧　洋子、大谷　京子、原田　正樹、笛木　俊一、石河久美子、田中　千枝子、日江井幸治

テーマ

社会福祉実践の方法を具体的に学ぶ

科目のねらい

＜キーワード＞
社会福祉実践　　専門援助技術
社会福祉実践の価値・倫理

＜内容の要約＞
この科目は、社会福祉実践の方法を具体的に学ぶ科目である。さまざまな援助技術を学ぶ前にまず、社会福祉実践の目的・価値・知識を理解することが求められる。学習を進めるにあたっては、直接援助に関する理論や技法だけでなく、地域に関わる援助技術、社会調査の方法まで視野に入れ、またケアマネジメントなども検証しつつ学ぶ必要がある。

＜学習目標＞
事例検討などを通して、子ども・高齢者・障害者といった対象者の特性や、施設・在宅・医療など援助の場の特性に即した方法を実践できる。
アセスメントの技術や面接技術を実践できる。
個別・集団・地域を対象とする援助の全般が把握できる。
それらの援助の方法に共通する要素を理解できる。

授業のながれ

１．前期オリエンテーション
２．社会福祉実践の目的・価値・知識①
３．社会福祉実践の目的・価値・知識②
４．社会福祉専門職の動向・倫理
５．面接の方法①
６．面接の方法②
７．面接の方法③
８．面接の方法④
９．記録の方法①
10．記録の方法②
11．社会福祉の援助過程①
12．社会福祉の援助過程②
13．ソーシャルワークのアセスメント①
14．ソーシャルワークのアセスメント②
15．前期のまとめ
16．後期オリエンテーション
17．ソーシャルワークのアセスメント③
18．ソーシャルワークのアセスメント④
19．グループワーク①
20．グループワーク②
21．コミュニティワーク①
22．コミュニティワーク②
23．ケアマネジメントとサポートネットワーク①
24．ケアマネジメントとサポートネットワーク②
25．ケアマネジメントとサポートネットワーク③
26．社会福祉援助の関連技術①
27. 社会福祉援助の関連技術②
28．スーパービジョン
29．社会福祉調査の基礎
30．後期のまとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

援助の方法・技術を知識として理解するだけではなく、考えつつ実践することができるようになるためには、演習を試みの場として活用することが大切であり、学生の主体的な参加が強く望まれる。【備考】　①前後期のオリエンテーションは4クラス合同のユニット単位で実施する予定である。（会場は後日掲示） ②事例検討やロールプレイ（役割演技）、視聴覚教材を活用した学習を適宜取り入れる。 ③学内外のゲストを招くことがある。④上記科目のながれは、各クラス担当者によって変更されることがある。

本科目の関連科目

「社会福祉方法原論」「社会福祉方法各論Ⅰ・Ⅱ」「社会福祉援助技術現場実習指導Ⅱ」

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

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レポート、出席状況、平常点により評価を行う。

テキスト

□テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）