日本福祉大学

日本福祉大学　社会福祉学部

医療福祉実習

単位数	学年配当	開講形態	教員名
2	4	通年	ク　　ラ　　ス

テ｜マ	医療福祉の実践を学ぶ

科目のねらい

【キーワード】医療福祉実践　医療ソーシャルワーク　価値・知識・援助技術
＜内容の要約＞
　この科目では、医療福祉領域（病院・診療所・介護老人保健施設・医療関係団体等）での 12 日間（90 時間）以上の配属実習および事前・事後学習を通して、医療福祉の現状を理解するとともに、ソーシャルワークを中心に医療福祉の実践に必要な視点や知識・方法を学ぶことを目的とする。
＜学習目標＞
・適切な実習計画を立てることができる。
・医療福祉現場で必要とされる基礎的な知識を習得できる。
・医療ソーシャルワーカーの基本的な業務を理解することができる。
・クライエントの抱える問題を把握し、理解することができる。
・実習体験を整理し、医療福祉の現状と課題について考察を深めることができる。

授業のながれ

＜前期＞
１．オリエンテーション、自己紹介
２．計画書の書き方について／グループ分け＆班学習課題設定
３．ゲスト講議（実習指導受入れ経験のある MSW 現任者）
４．計画書素案報告・検討（班）
５．面接技術（ビデオ学習とロールプレイ）
６．事例検討（ロールプレイ）
７．記録法（MSW の記録および実習記録について）
８．健康保険の基礎知識（傷病手当金と高額療養費、退職後の健保）
９．巡回指導講師との面談
10．事前学習報告会 1
11．事前学習報告会 2／直前指導＜後期＞
１．グループ編成、グループ内実習報告
２．グループ内実習報告、グループ事後学習テーマ設定
３．ゲスト講議（傷病を持つ当事者・家族）
４．グループスーパービジョン 1
５．グループスーパービジョン 2
６．グループスーパービジョン 3
７．実習報告会（2 限続き）
８．評価・まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

・「医療福祉論Ｉ、 Ⅱ」の単位を取得していること（編転入生は「Ⅱ」ついては同時履修でも可）。
・他の実習科目との同時履修はできない。
・「保健福祉学」「現代医療論」等の関連科目も履修しておくことが望ましい。
・積極的に自ら動く姿勢を求める。
＜本科目の関連科目＞
　「医療福祉論Ⅰ、 Ⅱ」（必須）「保健福祉学」（強く推奨）「現代医療論」「精神保健福祉論」「医学概論」「リハビリテーション医学」「精神保健学」

成績評価の方法

・配属実習の実施、配属先からの評価、クラス指導への出席状況（2/3 以上の出席を必須とする）、レポート等各種提出物の提出状況を勘案した上でＡＢＣＤで判定する。なお、前期に 1/3 以上欠席した場合は実習を行えない。

テキスト	□ テキストを使用する ■ レジュメを使用する □ 未定（最初の授業で指示する）	特に指定しない。