日本福祉大学 社会福祉学部

現代生活論

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
2
集中
三重野   卓

テ|マ 「生活の質」 から共生へ

科目のねらい
【キーワード】 成熟化 高齢化 理論化 指標化 共生社会 
<内容の要約> 
 本講義では、 第一に、 現代の社会変動との関わりで、 生活問題がどのように発生し、 「豊かさ」 の状況がどうか、 検討します。 第二に、 「生活の質」 に着目し、 その理論化、 および、 指標化の実際について、 とりわけ、 政策評価を想定しつつ、 検討します。 また、 第三として、 高齢社会に焦点を合わせ、 人々の 「生活の質」 について検討を加えます。 そして、 第四として、 福祉社会の共生論的基礎について、 マクロな視点から検討を加えます。 
<学習目標> 
・現在の生活問題について、 包括的な視点から説明できる。
・生活をめぐる理論化と数量化の可能性について、 説明できる。
・高齢社会、 共生社会、 福祉社会について、 生活の視点から理解し、 説明できる。

授業のながれ
1. 生活と 「豊かさ」
2. 産業化と社会変動
3. 成熟化と社会システム
4. 「生活の質」 への注目
5. 「生活の質」 の論理−経済学的視点
6. 「生活の質」 の論理−社会学的視点
7. 「生活の質」 と社会指標
8. 「生活の質」 と主観指標
9. 高齢化と 「生活の質」
10. 高齢社会の指標体系
11. 医療の方向性と尺度化
12. 共生の論理と実際
13. 共生社会の指標体系
14. 共生社会と福祉社会
15. 全体のまとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 生活とは、 あまりにも、 日常的なことですが、 論理的に考え、 数量的に把握することを目指します。 学生諸君には、 生活問題、 社会問題に興味を持つようにして欲しいと思います。
 講義形式ですが、 質問等を歓迎します。 積極的な姿勢を持って欲しいと思います。
 

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他





 出席点 20 点、 試験 80 点。

テキスト ■ テキストを使用する
■ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)
三重野 卓 『「生活の質」 と共生 (増補改訂版)』 白桃書房、 2004



(C) Copyright 2008 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。