日本福祉大学 社会福祉学部

コミュニケーション論 (保・夜)

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
1
半期
池 谷 壽 夫

テ|マ 現代におけるコミュニケーションの意義と問題を考える

科目のねらい
【キーワード】 身体 ことば コミュニケーション不全 
<内容の要約> 
 今日、 子どもも大人も人とうまくコミュニケーションできないことで悩むことが多くあります。 そこでまず、 最初にコミュニケーションの難しさを皆さんとともに考えます。 そのうえで、 子どもの発達に視点をあてながら、 コミュニケーション行為の意味を考えます。 発達の中でコミュニケーション行為に関してどのような課題があるのかを考えたいと思います。 3 つ目に、 現代の人間におけるコミュニケーション不全ともいうような現象を具体的に取り上げます。 親しい男女での、 あるいは家族の中でのコミュニケーションのすれ違いなど。
<学習目標> 
 今日のコミュニケーションの問題を考えることを通して、 コミュニケーションの意味と課題を考える。
・コミュニケーションにおける身体の役割と意義を理解する。
・コミュニケーションの重要な手段としてのことばの発達プロセスを理解する。
・さまざまな人間関係において発生するコミュニケーションの問題とその原因を理解する。

授業のながれ
1. 本講義ながれの目的・授業構成、 内容等のガイダンス
2. 皆さんがどのようなコミュニケーションの難しさを抱えているのか、 コミュニケーション能力を奪われた人のはなし
3. 身体とコミュニケーション
4. ことばとコミュニケーション (その 1) −指さし行動と役割あぞび
5. ことばとコミュニケーション (その 2) −次的ことばから二次的ことばへ
6. 子ども・青年の人間関係とコミュニケーション (その 1) − 「やさしい」 友だち関係とキャラ
7. 子ども・青年の人間関係とコミュニケーション (その 2) − 「いじめ」、 「引きこもり」
8. ケータイと若者のコミュニケーション行動 (その 1)
9. ケータイと若者のコミュニケーション行動 (その 2)
10. ジェンダーとコミュニケーション (その 1)
11. ジェンダーとコミュニケーション (その 2)
12. 〈親−子〉関係におけるコミュニケーション問題 (その 1)
13. 〈親−子〉関係におけるコミュニケーション問題 (その 2)
14. 〈医者−患者〉〈カウンセラー−クライエント〉におけるコミュニケーションの問題
15. 予備授業


学ぶ上での注意・担当教員からの希望
・授業時にレジュメ、 資料等を配布するので、 授業前や後に読んでおくこと。
・さまざまなジャンルの参考文献を授業時に挙げるので、 できるだけ関心を持って買ったり見たりすること。
・授業は学生と教員で作るものなので、 質問や意見があればその場で大いに出すこと。


成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
20%
80%





テキスト □ テキストを使用する
■ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)



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