日本福祉大学 国際福祉開発学部

日本事情U

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
1
半期
岡 本 眞理子

テ|マ 日本で充実した留学生活を送るための基本知識を取得する

科目のねらい
【キーワード】 日本の市民社会との付き合い方 生活に役立つ機関 交通システム 言葉遣い 人間関係
<内容の要約>
 留学生は、 日本に来てしばらくの間、 自国になかった制度や異なる制度に遭遇して、 しばしば困惑することがあるかもしれない。 例えば敬語の使い方は相手と自分との関係によって代わってくる。 また、 ごみ処理方法が細かく決められているが、 自治体によって処理方法が異なったりする。 これらは、 その背景としてどのような考え方や事情があるのかを理解しておくと、 自分にとって新しい事に遭遇した時にも、 必要な情報を入手して分析したり理解したりすることができる。 また、 学生が遭遇した問題を取り上げて、 出身国と日本を比較しながら、 制度や考え方に関する理解を深め、 対処の方法を共に考えていく。
<学習目標>
1. 日本の社会の特質や慣習を理解し、 日常生活を安心して自律的に送ることができる。
2. 留学生以外の友人や隣人、 知人などのネットワークをつくることができる。
3. 問題が発生したときにも落ち着いて対処し、 自己主張や交渉ができる。

授業のながれ
1. 少子高齢化問題とは何か
2. 学生発信のテーマによる議論
3. 若年失業・ニート・フリーター問題
4. 学生発信のテーマによる議論
5. 高い自殺率の背景
6. 学生発信のテーマによる議論
7. 日本の犯罪組織
8. 学生発信のテーマによる議論
9. 現代の 「お笑い文化」 から学ぶ
10. 学生発信のテーマによる議論
11. 日本の冠婚葬祭
12. 学生発信のテーマによる議論
13. 政治と選挙
14. 学生発信のテーマによる議論
15. レポート作成

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 1、 2 回は学外研修を行う。
 日本事情Uでは、 学生各人が疑問に思ったことをテーマに意見を述べてディスカッションをする。
<本科目の関連科目>

 「日本語と文化」

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

100%



 前期 3 回、 後期 3 回のミニレポートを後期末の定期試験の成績に加味する。

テキスト □ テキストを使用する
■ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)