日本福祉大学

科目名	製　　図（バリアフリーデザイン専攻）

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	1	後　期	片　方　信　也

テ｜マ	建築製図の基礎的技法を学ぶ

科目のねらい

＜内容の要約＞
【キーワード】
　講義ではまず製図という仕事の役割について説明し、図面などのプレゼンテーションの技法習得の必要性を理解させる。演習は、大きく 3 つの部分より成る。第一はレタリングに技法の習得、第二は、線の種類、使い分けの仕方を理解し、空間の表し方を修得する。そのため、建築の配置、平面図、立面図、断面図、透視図の技法を学ぶ。第三は、第一と第二の理解、技法をトータルに表現する初歩的な応用の課題に取り組む。この課程では、自室の平面図、展開図（断面図）、透視図を作成し、これらを一枚の画面のプレゼンテーションとしてレイアウトする技法習得を行う。
＜学習目標＞
・建築製図に必要な空間表現の基礎的な技法を身につける。技法の背景にある建築の空間としての理解が進むように指導する。
・テーマ－建築の設計に役立つ製図の基本的な技法を習得する。同時により豊かな空間創造へのモチベーションを高める。

授業のながれ

1．導入
2．レタリング 1
3．レタリング 2
4．レタリング 3
5．簡単な建築図面のトレース（転写） 1
6．簡単な建築図面のトレース（転写） 2
7．簡単な建築図面のトレース（転写） 3
8．簡単な建築図面のトレース（転写） 4
9 ．自室の展開図、透視図の製図 1
10．自室の展開図、透視図の製図 2
11．自室の展開図、透視図の製図 3
12．透視図の製図技法の説明 1
13．透視図の製図技法の説明 2
14．自室展開図、透視図の製図
15．レタリング

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

　製図の基本は、まず線によって表現される空間、形を理解し、自分でイメージする空間を自由に描くことにある。したがって、その技法に習熟することが必要なので、図面の上で繰り返し練習して欲しい。
＜本科目の関連科目＞　
住宅設計演習

成績評価の方法

課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
その他

80％
0％
0％
0％
20％

　作品を基本にする。出席状況を勘案する。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）

　参考書：『やさしいレタリング』（吉田佳広、マール社、 1977 年）
　　　　　『建築製図』（大西正宣、学芸出版社、 2002 年）